政治の絵本―現役東大生のお笑い芸人が偏差値44の高校の投票率を84%にした授業

  • 弘文堂
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本棚登録 : 84
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335460357

作品紹介・あらすじ

どうして、政治の本って、どれも難しいんだろう?絵本のような政治の本があったら良いのに…「全ページカラーだったら楽しい!」「漫画みたいなイラストがたくさんあるのってワクワクする!」「超カンタンな言葉だったら分かりやすい!」「あったら良いなぁ」という要素を全て盛り込んだ『政治の絵本』。

感想・レビュー・書評

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  • たかまつななさん、すごくいい活動をされていたんですね。政治に興味をもつというか、なんのための政治なのか理解するのに、とっつきやすい本だと思います。

  • 面白い!
    若い子が選挙に行かないと本当にマズイということが、ベルばらチックな漫画とお嬢様口調で楽しく学べます。

  • これは何歳向けなんだろう。
    中学生とかにはいいかも。
    でも、なんかほんとに導入。興味持ってもらって、うーん、そう書いていいのかな。とか思うところもあった。

  • 選挙を通じて政治を知る、という内容。あっという間に読み終わります。中学生以上にはぴったりではないでしょうか。「1票なんか意味ないじゃん」に対し、意外に僅差で当落が決まる例などを出し、目配せはきいてます。選挙時だけではなく、普段から政治に関わることを示せばもっといいと思うのですが、今の日本では10代にそれを示すと各所から文句がきそう…

  • ここまで下げないと若い子たちは読んでくれないのだろうか… 若い子に興味を持ってもらうための行動としては評価できますが、内容が浅すぎて…まぁ、それ分かって出しているのだと思いますがね。

  • この著者のことを知らないので、内容だけで判断するのだが、はじめはまあ、良い。政治に関心のない子どもも読める易しさ、分かりやすさは評価したい。
    しかし、一つのプリンを誰が食べるか決めるのに、ケンカか、人間(あるいは地位に)優劣をつけ、それで決めるか、誰が一番食べるにふさわしいか投票してもらうって選択肢はおかしくない?もちろん投票に結びつけたい気持ちはわかるが、普通じゃんけんか話し合いできめませんか?設定にムリがあるでしょ。
    「未来を切りひらく10代ニュース」という章では10代で偉業をなしとげた人を紹介しているのだが、著者が入っているのは、お笑いだからいいとしても、ビル・ゲイツやマララさんを紹介されても、「じゃあ私も!」って思うかね。この章は直接投票とは関係もないし、なくてよし。
    次の章は日本の現在の問題について、賛成と反対の意見が書いてあるのだが、書いてあるだけ。ふーんで終わりじゃない?どう掘り下げて、自分の意見を持つかってところを書かないと意味がない。
    最後のゲームに関しては、良い政治家と悪い政治家の「良い・悪い」の基準が不明。自分の意見を通そうとすれば悪い政治家なのか?有権者の支持を集めればいい政治家なのか?じゃあヒトラーはいい政治家だな。
    読み進むほどに「なんだかな」とガッカリ感が強まる本。そして一番良くないのは、本の内容ではなく、著者の知名度で売ろうとしているところ。やたらと自分のエピソードや写真が出てくるが、本当にいい本なら、ここまでしゃしゃり出てくる必要はない。売名目的で作った本としか思えない。
    30分で読めて、薄い内容で1500円。本人の魅力で売れるほど人気の芸人なのか、私は知らないけれども、これを読んで、知りたくもないと思った。
    ついでに言えば、サブタイトルも人をバカにした感じ。偏差値44の高校って、巻末に行った学校載ってるんだけど。私は東大で賢いから、低偏差値のお前らに教えてやるよ!という。偏差値低いから政治がわからなくて投票に行かないんでしょ、と言ってるようなものよね。バカにされた高校生、奮起せよ。

  • 若い人向けによく考えられて作られている。高校生の8割が人狼ゲームをやったことがるというのは驚きの数字だけど(私はやったことがありませんが)、ゲームを通して政治が学べそうで楽しそう。こういう本をきっかけに政治に関心を持つ若い人が増えていったら日本が変わるかも。

  • お嬢様高学歴芸人・たかまつななが書いた
    「政治の絵本」

    「絵本」というだけあって、簡単に分かりやすくまとめられている。イラストも昔の漫画風でかわいい!
    極端な話も満載だが、分かりやすくする為にこの表現は有りだと思う。

    この本を読むと、遠い世界のように感じてしまう政治が、自分達に直接関係するという事を実感できて身近に感じられるかも!選挙に行きたくなるかも!


    それから、たかまつななのお嬢様ぶりにも驚いた。お嬢様を売りにしてるのは知ってたけど、思っていた以上に名家だった。

    自分の学歴や芸人という仕事を生かして、
    政治の面白さを、学校へ伝えに行く活動をしているのも素晴らしい!実際に聞いてみたいと思った。

  • 極めてシンプルに
    「政治」を「選挙の仕組み」から
    丁寧に説明してくれます
    どうして 選挙にいかないといけないのか
    どんな不利益があるのか
    「逆転投票シミュレーションゲーム」などで
    面白く説明してくれてます
    イラストも昭和チックでお笑いが効いていて
    大変面白かったです

  • 10代の頃、こういう本に出会えていたらなあ。
    「絵本」の名の通り、イラストいっぱいで読みやすい。
    たかまつさんの熱い思いが伝わってきます。

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著者プロフィール

時事YouTuberとして、政治や教育現場を中心に取材し、若者に社会問題をわかりやすく伝える。株式会社笑下村塾を設立し、出張授業「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶSDGs」を全国の学校や企業、自治体に届ける。著書に『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』『政治の絵本』。

「2022年 『お笑い芸人と学ぶSDGsババぬきカードゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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