政治の絵本 学校で教えてくれない選挙の話

  • 弘文堂 (2019年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784335460401

作品紹介・あらすじ

「おバカは選挙に行かない方がいいの?」と子どもに聞かれたら、なんと答えますか?

「分かりやすい!」「面白い!」「生徒が飽きない」と大好評の笑下村塾の政治の授業を書籍化しました。3年前、18歳選挙権が導入された時に、「笑いの力で若者たちに政治への関心を持ってほしい!」「芸人100人を教育の現場に派遣したい!」とお笑いジャーナリストの「たかまつなな」が株式会社 笑下村塾を設立。現在、全国の高校や企業で主権者教育やSDGsの出張授業を行っています。
本書はすでに3万人以上の高校生が受講した「笑える!政治教育ショー」を完全書籍化し、より学びを深くできるコラムなどを加えた主権者教育教材です。全頁に人気挿画家による美麗カラーイラストを入れ、文章は総ルビで小学生から楽しく読めます。
巻末には、選挙に行かないと不利益を被ることを実感してもらう「逆転投票シミュレーションゲーム」、「悪い政治家を見抜く人狼ゲーム」用のカードが付いています。

感想・レビュー・書評

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  • さくっとよめる政治の本。
    分かりやすかった◎
    ちょっと息抜きで読んだので、この辺で。

  • 選挙当日に手に取り15分程度で読めて、かつ役に立った。
    変な人を当選させないために選挙に行くという思考がなかった。
    選挙に行く人が少ないと、集める票が少なくても当選できてしまう。それは特定の思想を持った人や特定の利益団体と関わる人が少ない票で当選しやすくなってしまうことを意味する。
    民主主義についてもわかりやすく解説されている。多数決は一見良さそうだが、ドイツのヒトラーの暴走のように一度政権を握ってしまうとやりたい放題を止められないなど、民主主義の問題点まで提起している。

  • 「権利の上に眠るな」(市川房枝)

    日本の民主主義は、力・掟・数で決めている。
    選挙の前の話し合いが大事。
    政治も教育もエンターテイメントもウケが大事な時代なんだと思う。
    中学校で、当たり前のように学習してきた内容なのに、
    こんなにわかりやすく、シンプルに伝えることで、食いつくんだな。
    ちょっと、先生たちも見習わなければ。

    子どもたちは「わからない」から「がんばろう」ではなくて、
    「わからない」から「おもしろくない」
    「おもしろくない」から「やりたくない」「いきたくない」
    そういう時代なのだ。

    いまの社会は、若者にとって不利。実際には、どんな投票率で、
    どのように変わっていっているのかが、不明だったりする。

    ちゃんと勉強して、ちゃんと伝えていきたい。

  • とても面白かった。
    「権利の上に眠るな」市川房枝。グサリとくる。
    憲法と法律の違い、権力者と国民を別々に縛っている。よくできた仕組み。民主主義は、生まれた時からそうだったけど、ヒトラーのように暴走したこともある。今の三権分立は実はよくできている。選挙は、声が小さくても、政治に自分の声を届けることが出来るツール。多くの人に権利が分け与えられているなんて、極めて平等。これを勝ち取った人達の境遇を知る必要がある。勝ち取る前は、声さえ剥奪されていたということだから。

  • 分かりやすく政治や選挙のことが書かれている良書。
    このぐらいのレベルから、政治を理解しないと、そもそもの仕組みがわからない。

    ただ、これを読んだからといって選挙に行こうとならない。工夫してくれているのは分かるが、もう少し、政治の面白みにも触れてほしい。10代ニュースに関しては、政治と関係ない事例があがってたので、もう少し内容を精査してほしかった。

  • イラストが豊富、かつ例え話が上手で、理解しやすかった。

    学生向けに書かれている本なので、
    政治とは何か?民主主義とは何か?選挙に行かないとどうなるのか?
    という基礎的な用語のみの説明に留まっています。

    政治を一から勉強したい、
    というフェーズであればサラッと読めるので良いと思いました。

  • 選挙の事が、漫画やわかりやすい表現で書かれていたので、とてもわかりやすかった。

    ある制度について、賛成と反対の意見があるので、偏った考えから、広い視野で考える事ができそう。

    周りや子供達に薦めたい一冊です。

  • とてもわかりやすく面白く政治について理解できた。イラストもカラフルで、今まで政治は苦手ダッタが、興味が持てた。

  • 政治について興味を持てた初心者向けの本。

    そもそも政治ってなに?→でっかい財布からお金の使い道を決めること。

    民主主義は多数決によって意見を決める。でも国内1.2億人の多数決なんてできないので代表者を決める。それが選挙。

    民主主義がうまくいくとは限らない。ヒトラーだって選挙で選ばれている。アウシュビッツ収容所のユダヤ人大虐殺を起こすような人物が選ばれてしまうこともある。

    しかしそれを防ぐために三権分立がある。
    法律をつくる 国会(立法権)
    法律をつかう 内閣(行政権)
    法律をまもる 裁判所(司法権)

    序盤は最高。中盤以降は政治のおはなしからかなり離れるので読まなくて大丈夫。5分で読み終えられる。

  • 30分で読める政治の本。
    なぜ選挙に行った方が良いのか?ということを、
    非常にわかりやすく伝えてくれる。
    良いとっかかりになる本で、あまり細かいことは書かれていない。
    絵本、とあるように全編カラーイラスト入りで、
    おそらく全ての漢字にルビが振ってある。
    家に一冊あって良いかな、という感じだったので置いておくことにする。

  • スッと内容が入る
    中田さんや立花さんもそうだしお陰様で選挙に興味が湧いた

  • 「政治なんて興味ない」
    「自分には関係ない」
    「そもそも読書とかダルい」
    という人にこそ読んでほしい傑作

    増え続ける待機児童、吹けば飛びそうな年金制度、教育業界のブラック、しょうもない政治家・政党の「侵出」etc...
    これらは全て、若者が選挙に赴いて清き一票を投じれば変わる(かもしれない)。
    そう思わせてくれるようなステキな本です。

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著者プロフィール

時事YouTuberとして、政治や教育現場を中心に取材し、若者に社会問題をわかりやすく伝える。株式会社笑下村塾を設立し、出張授業「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶSDGs」を全国の学校や企業、自治体に届ける。著書に『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』『政治の絵本』。

「2022年 『お笑い芸人と学ぶSDGsババぬきカードゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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