死の同心円 (バベルの図書館)

制作 : 井上 謙治 
  • 国書刊行会
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本棚登録 : 16
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336025609

感想・レビュー・書評

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  • ボルヘス編纂「バベルの図書館」シリーズ ジャック・ロンドン編。
    文章は鋭く目線は容赦ない。現実的なのですが鋭すぎて不条理小説のよう。

    海からあげられた巨大真珠を巡る駆け引き。…と思いきやいきなり圧巻のハリケーン描写になってにびっくり。/マプヒの家

    遊牧の習慣で弱った老人は寒村に置き去りにされる。
    老人が、生命にしがみつき、そして手放す姿を描写する。/生命の掟

    毛皮泥棒として捕えられたアナーキスト、最期の大博打。/恥っかき

    「我々の要求に応じなければ、全く無関係の人間が死ぬことなる」姿の見えない脅迫者の不条理な恐怖。

    読みながら「誰がどうやって?」を考えてしまったんだが、この短編のテーマは全くそういうところでなかった。ただただ意味の分からない不条理。/死の同心円

    憎しみ合った二人の男の顛末/影と光

  • 第5冊/全30冊

  • 読みにくいものもあるバベルの図書館シリーズだが、これはわりと読みやすい部類。表題作は容赦ない攻めがおぞましく、屈せざるを得なかった苦悩と決意を、今にも割れそうな薄いガラスを通して見ている感じがたまらない。

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著者プロフィール

アメリカの作家。1876年、サンフランシスコ生まれ。工場労働者、アザラシ漁船の乗組員など多くの仕事に就いた後、『野性の呼び声』(光文社他)で一躍流行作家となる。アラスカの自然と生の苛酷さを描いた短編や、海洋小説、ボクシング小説、SF、幻想小説、ルポルタージュなど、多彩な作品を発表、世界的名声を博したが、1916年に急死。邦訳に『白い牙』(光文社他)、『火を熾す』『犬物語』(スイッチパブリッシング)他多数。

「2018年 『マーティン・イーデン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジャック・ロンドンの作品

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