ヴォルテール―ミクロメガス (バベルの図書館)

  • 1988年8月1日発売
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336025623

感想・レビュー・書評

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  • 神話みたいな、ファンタジーみたいな物語が多かった。マクロメガスは中々面白かった。

  • 政治観とか宗教観とか皮肉さがちょっとサドっぽさを感じた

  • 読みたいと思いつつ、なかなか手に取る機会が少ない「バベルの図書館」第7巻 ヴォルテール『ミクロメガス』。表題作を含む短編5作と、中編1作を収める。

    ヴォルテールといえば哲学者という認識しかなく、文芸作品を読むのは初めてのことであった。人生の示唆を寓話に押し込めただけの味気ない作品も含むが、千一夜物語風の雰囲気は楽しい。一番のお気に入りは、ストーリーの面白さ、ボリュームともに優れる「バビロンの王女」、次点が自らを相対化する客観的視点がユニークな表題作「ミクロメガス」か。どちらも、カルビーノを連想させた。実際には、ボルヘスの序文が一番面白いのだが。

  • 第7冊/全30冊

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