牧野信一 風媒結婚 (日本幻想文学集成)

著者 :
制作 : 種村 季弘 
  • 国書刊行会
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336032256

感想・レビュー・書評

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  • 星の数すくなくてびっくりしたので評価あげるために投稿した。
    ミクロの愛。顕微鏡、双眼鏡、カメラ、望遠鏡をのぞくことが好きな人は、絶対好きだと思うけどな!絶対わかる話だと思うけどな!私はそれらをのぞいたこと、授業くらいでしかなかったけど、ストーカー気質でもないけど。でもこの男の心情がとてもよくわかる。

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著者プロフィール

1896(明治29)年〜1936(昭和11)年、小説家。幼少時よりオルガンや英会話を学ぶ。文学への関心を抱くようになり、1914(大正3)年に早稲田大学高等予科に入学する。1919(大正8)年に早稲田大学を卒業後、時事通信社に入社し、雑誌の編集記者となり、同窓の下村千秋らと同人誌『十三人』を創刊。短編「爪」が島崎藤村に認められたことが文壇への足がかりとなる。藤村の紹介で翌1920(大正9)年には『新小説』に「凸面鏡」を発表した。1923(大正13)年に作品集『父を売る子』を刊行する。父母を題材とする私小説的な作風だったが、昭和に入ると、ギリシャや中世のイメージを導入した明るい幻想的な作風に転じ、「ギリシャ牧野」と称されるようになる。「ゼーロン」(1931年)や「酒盗人」(1932年)などを発表しながら、雑誌『文科』を主宰する。その後、「夜見の巻」「天狗の洞食客記」(ともに1933年)、「鬼涙村」(1934年)、「淡雪」(1935年)などを残し、1936年3月24日縊死自殺。享年39歳。

「2022年 『嘆きの孔雀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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