烙印 (探偵クラブ)

  • 国書刊行会 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (334ページ) / ISBN・EAN: 9784336035608

みんなの感想まとめ

日常的な感情に焦点を当てた短編集であり、探偵小説の枠を超えた多様な物語が楽しめる作品です。特に、登場人物の思い込みや感情の揺れを通じて、意外な展開が生まれる点が魅力的です。打算的な男の犯行や、拾われた...

感想・レビュー・書評

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  • 探偵小説によくある大掛かりな仕掛けや大きな感情の揺れとは真逆、日常的で一人の感情にクローズアップした作品が多いように感じた。ある意味「思い込み」が理由で進んでいく物語も多いところが面白かった。

    打算的な男、由比が子爵を殺すが、倉戸という男にある花言葉を言われーーという「烙印」
    拾われた犬ルルウが暮らす家で起こった出来事と殺人「灰人」
    自分の夫が殺人を犯したと気づいた妻の思いが書かれた文章「不思議な母」が好みだった。

  • 様々なタイプの宇陀児が楽しめる短編集。
    今まで同時代の探偵小説の中ではロマンチックサスペンスな印象が強かったので、子供視点で書かれた「毒」やファンタジーっぽい「魔法街」など、こんなのも書くんだとちょっと驚いた。この人の作品はもっといろいろ復刊してもいいのにと思う。
    ベストは他のアンロソジーで既読だったがやはり「偽悪病患者」。

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著者プロフィール

1896-1966。『新青年』系の探偵作家。変格探偵小説の雄。「石の下の記録」で探偵作家クラブ賞受賞。

「2017年 『見たのは誰だ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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