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- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336035608
感想・レビュー・書評
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烙印
新青年 1935年6月、7月
爪
文學時代 1929年8月
毒
新青年 1931年1月
灰人
新青年 1933年1月
偽悪病患者
新青年 1936年1月
金色の獏
文芸倶楽部 1929年3月
魔法街
改造 1932年1月
不思議な母
ロック 1947年4月
螢
宝石 1960年8月
解説 権田萬治
犯罪小説の優れた先駆者
大下宇陀児著書目録 山前譲編詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々なタイプの宇陀児が楽しめる短編集。
今まで同時代の探偵小説の中ではロマンチックサスペンスな印象が強かったので、子供視点で書かれた「毒」やファンタジーっぽい「魔法街」など、こんなのも書くんだとちょっと驚いた。この人の作品はもっといろいろ復刊してもいいのにと思う。
ベストは他のアンロソジーで既読だったがやはり「偽悪病患者」。