眠りをむさぼりすぎた男 世界探偵小説全集(10)

  • 国書刊行会
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本棚登録 : 39
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336036803

作品紹介・あらすじ

フォークナー兄弟の週末パーティーに招かれたマリリーは、翌日、弟ジョージが寝室で喉を掻き切られているのを発見した。次第に高まるサスペンスと、一日の終りに待ち受けていた驚くべき真相。人気作家ライスがマイケル・ヴェニング名義で発表した幻の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 上質な舞台を見ているようなストーリー展開。
    ゆるゆると時間は過ぎてゆきますが、そこには登場人物たちが皆、個人の事情により隠しておきたい死体が一つ。

    前半の冗長さできっとオチが凄いのだと想像してましたが、まさかそうくるか?という展開。

    こういった良質なミステリーをまた知ってしまうと、シリーズとかも、著者の作品の他のものも探したくなってしまいます。

  •  これぞクレイグ・ライス、まったく期待を裏切らない。マローンもヘレンも出てこなくてもライスだなと安心できる。週末のパーティに招待されたいわくつきの人々。その秘密資料を蒐集しているホスト役兄弟の一人ジョージが自室で殺害される。いわくある客たちは個別に秘密資料を取り戻すべく寝ているはずのジョージの寝室へ侵入するものの、お目当てのものは見つからずかえって当のジョージの死体を発見して驚愕する。ところがその事情のためにうかつにジョージが死んでいると公表することができない。かくして全員が同じ事実を知っていながらそれぞれ自分だけの胸に秘めざるをえない状況で疑心暗鬼になり葛藤する。そのあたりのサスペンスがうまい。プロットとしてはパット・マガーだねこれは。それぞれが沈黙していたとしていつまでも隠しおおせるわけもない、というわけで結末は意外や意外ということになる。ほんとうまいなライス。どうしてこんな達者な著者がもっと注目されないのか不思議。

  • おもしろい趣向。
    ただ結末がちょっとあっさりしすぎかなぁ。

  • 悪くは無い作品です。
    が、他名義ゆえユーモア要素はかなり控えめです。
    でも実はあるんだよなぁ。

    しかも読者が凍りつくような
    ガツーンと来るような一発が。
    その仕掛けの鮮やかさに感服いたしました。
    その事実、考えてきたものが打ち砕かれること
    間違いなしです。

    ただし状況上、何かが
    あるのは推測できますけどね。
    嫌疑をかけられる人が限定されますし。

    しかし事実は酷ですね。
    これがなければあんな大掛かりなこと
    しなくてよかったのに…

  • 2009/11/27購入
    2009/12/20読了

  • <pre><b>フォークナー兄弟の週末パーティーに招かれたマリ
    リーは、翌日、弟ジョージが寝室で喉を掻き切られ
    ているのを発見した。次第に高まるサスペンスと、
    一日の終りに待ち受けていた驚くべき真相。人気作
    家ライスがマイケル・ヴェニング名義で発表した幻
    の傑作。</b>
    (「BOOK」データベース より)

    資料番号:010472371
    請求記号:933.7/セ/10
    形態:図書</pre>

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著者プロフィール

Craig Rice

「2006年 『ママ、死体を発見す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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