編集室の床に落ちた顔 世界探偵小説全集 (14)

制作 : 熊井 ひろ美 
  • 国書刊行会 (1999年4月1日発売)
3.56
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  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336038449

編集室の床に落ちた顔 世界探偵小説全集 (14)の感想・レビュー・書評

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  •  牧歌的な古典シリーズを次々に読んできてこれにぶち当たる。舞台はイギリスなのだが映画製作の世界の話だしアメリカ的だなと読んでいき、このキャメロン・マケイブという主人公が探偵役としてスコットランド・ヤードのスミス警部と渡り合うという筋書きなのだな、と思いきや全然違った。半分を少し過ぎたところで事件はほとんど解決してしまい、裁判の結果はともかく真相は明らかでそれなりの決着をみて本編が終わったところから長いエピローグとなる。あまりにも消化不良の結末だったので、なるほどこれから仕掛けがあるのだなと読んでいくと、これまた予想外の方へと進んでゆき、わけがわからないままに終わる。作品はこれで終わりだがこの本には解説がついていて、そこではまた意外な真相が開示されるという混沌。要は藪の中というか100人の読者による100通りの解決がありうるというか。古典というよりは前衛だろこれは。問題作という触れ込みはなるほどではあるがついていけない。

  •  読了。解説まで含めたら☆4・5点。好きなタイプの話だし面白いんだけど、ちょっと難しいよ。

  • <pre><b>映画スタジオで起きた新人女優の開始をめぐって展
    開する推理の饗宴。「探偵小説には無限の終わり方
    が可能である」とする作者がエピローグに仕掛けた
    驚異のトリックとは? 大御所シモンズを唸らせた
    問題作。</b>
    (国書刊行会オンライン・ブックショップ紹介文 より)

    資料番号:010472413
    請求記号:933.7/セ/14
    形態:図書</pre>

  • 2007/7/23購入

  • …凄い。序盤は正直読みにくい小説だなぁとしか思えなかった。必要以上に回りくどく、登場人物全てがなにかを隠し、嘘をつき、しかもそれが明らかにされていないものだからなまじミステリを読んでいるとどんどん混乱してくる。そして中盤のすさまじい論理的展開と裁判場面。本当に同じ小説なのかと思うほどのロジカルな展開で驚かされた。そして終幕。ここは…俺的にはアリ。考え付いてやってしまった人の勝ち。

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