悪魔を呼び起こせ 世界探偵小説全集(25)

制作 : Derek Smith  森 英俊 
  • 国書刊行会 (1999年11月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336038555

悪魔を呼び起こせ 世界探偵小説全集(25)の感想・レビュー・書評

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  •  正面きっての密室殺人事件。しっかりと施錠された部屋に加えて廊下と窓外には信頼おける見張りさえいる。伝説による亡霊のしわざなのか。それを理詰めで解決するのが名探偵たるもの。つまるところ、いろいろと要因が重なり合ってうまいこと仕組まれたというか合わせ技一本とでもいうか、大向こうをうならせる大技ではないものの、なんとか着実に組み上げたという感じ。でも密室解明には違いない。敢闘賞ものではあるかな。

  • <pre><b>ブリスリー村の旧家クウィリン家には、家督相続人
    のみが代々受け継ぐ秘密の儀式があった。当主ロジ
    ャーはフィアンセとの結婚を前に、19世紀以来途絶
    えていた儀式の復活を思い立ち、周囲の心配をよそ
    に、幽霊が出るという伝説の部屋“通路の間”に閉
    じこもった。そしてその夜、恐ろしい悲鳴を耳にし
    て駆けつけた一同の前に、背中を短剣で刺されたロ
    ジャーの姿があった。厳重な監視の下、内部から施
    錠された密室内で、如何いして凶行は演じられたの
    か。あるいは言い伝え通り出現した悪霊の仕業なの
    か。そしてその翌日、第二の密室殺人事件が…。不
    可能犯罪ミステリ研究の第一人者が、その知識を結
    集して書き上げた密室ミステリの逸品。</b>
    (「BOOK」データベース より)

    資料番号:010472520
    請求記号:933.7/セ/25
    形態:図書</pre>

  • どこまでもマニア趣味の作品って印象を受けた。素人探偵がスコットランドヤードの主席警部と友人だったり作品中に先行するミステリへの言及とかそれを元にした論考があったり。こういう雰囲気が個人的にあまり得意じゃなくて一歩引いた感じで読んだ。でも二つの密室殺人事件はとても面白い。第一の事件から「衆人環視」「泥濘に足跡がない」「鍵は閉まっていた」と普通ならどれか一つだろうというツッコミを入れそうになる。第二の事件も牢獄の中での衆人環視の密室というまたまたすごいもの。最後の真相は複雑で魅力に欠けた。でもまあこれだけのものを解決に導ける手腕はすごいと思う。

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悪魔を呼び起こせ 世界探偵小説全集(25)はこんな本です

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