月 (書物の王国)

著者 : グリム兄弟 ラフォルグ 夢野久作 ラヴクラフト 山尾悠子 伊良子清白 稲垣足穂 須永朝彦 久生十蘭

• 国書刊行会 (1999年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

尊いあすこの水盤へ乗ってみたならさぞよかろう。古今東西テーマ別文学全集。

感想・レビュー・書評

[bukuroseさんのレビュー · 2020年11月21日]

ラブクラフトが入っているので読む

「月の魔力」
夜、川面を歩いた男が感じた”月の魔力”　　月の光の中に川面の別の姿を感じる。ラブクラフトの見た夢を書いているという。月明かりの冷たくほの暗い空気と川面の湿度を想像する。

月がもたらすもの、月の湿原、月沼　The Moon-Bog　※bog(湿原）1923？　1926？

[sazanamiさんのレビュー · 2018年12月30日]

文学

[蒼天アリスさんのレビュー · 2014年7月9日]

月物語がすき

[がとさんのレビュー · 2013年3月12日]

3/12 読了。
月は憑き。

[sweetcakeさんのレビュー · 2012年12月26日]

ラヴクラフトの「月の魔力」、グリム兄弟の「お月さま」、ケラーの「月を描く人」、佐藤春夫の「月かげ」、室鳩巣の「月は世々の形見」など、古今東西、名うての月光派による月を題材とした作品31編を収録する。

[不軽青蛙さんのレビュー · 2012年12月15日]

第４巻　全２０巻

[oriduru1970さんのレビュー · 2011年11月13日]

「月」をテーマにした小説を集めた本

[OBARさんのレビュー · 2008年3月20日]

書物の王国シリーズの第４巻 (全２０巻)

[Ta283さんのレビュー · 2005年11月18日]

書物の王国

[yukinariさんのレビュー · 2004年12月15日]

「月」をテーマにした短編の作品集(31篇)。
　最近気になっている稲垣足穂さんのほかに、夢野久作さんや川端康成さん、宮沢賢治さんと、ふる〜い作品ばかりが集められています。
　だけど、中身は新鮮！
　タイトルだけでも楽しいです。
「月の精」「月光騎手」「月に撃たれて」「月物語」「月を描く人」「月世界の男」「月の子たち」……。
　常識から外れた世界がたっぷりと描かれていて、そこがGoodなところ。

著者プロフィール

グリム兄弟●
19世紀にドイツで活躍した文学者のヤーコブ・グリム（1785年～1863年）とヴィルヘルム・グリム（1786年～1859年）の兄弟。裕福な家に生まれたが、父の死で困窮、親族の援助で大学に学び、優秀な成績をおさめた。兄は法律家としての活動でも知られる。ドイツ各地の古い民話を収集し、創作を加えて『グリム童話集』としてまとめた。160以上の言語に翻訳されたと言われ、世界中で読まれている。

「2017年 『美女と野獣　七つの美しいお姫さま物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」