作品紹介・あらすじ

魂なきもののあやしき虚無への誘惑。

感想・レビュー・書評

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  • この本の中に「雛がたり(泉鏡花)」があります。
    私にとって、鏡花の文章はまさに「眼福」で、内容はさておき(!)眺めて楽しいものなんですが。

    これ、対象の性質上でしょうか、ホラーアンソロジーじゃなかったよね?って確認したくなるくらい、コワい話揃いです。
    「マルスリーヌ」は極悪非道の女房だし、「代書人」はイってるし、ハーディの「彫像の呪い」なんか、ラストでもう一脅かされ、だし。 

    ラストは当然、ピグマリオンもの。
    この手の話って、なぜか「男性と人形」ですよね??
    まー、男の人形ってのも絵にならないからかしらん。
    それにそーねー、女性の方が現実的かもね・・・・

  • よくできた人形に、私たちは言いようのないあやしさ、不安を感ずる。そんな感覚をくみとった人形にまつわるアンソロジー。種村季弘、ホフマン、レニエ、北原白秋 泉鏡花、江戸川乱歩など19篇。

  • 第7巻 全20巻

  • 古今東西の人形に纏わる小説、エッセイ、詩等19編を収録。ホフマンの『クルミ割り人形とネズミの王様』をワクワクして読み、レニエの『マルスリーヌ』の洒脱さに惹かれた。「あどけないのに不気味であり、可愛らしいのに怖いのである。」〜種村季弘

  • 書物の王国シリーズの第7巻 (全20巻)

  • 讀みたい

  • あやしくてよい。

  • 人形の話ばかりを集めた本。クライストの人形論が読める…ハズ。

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著者プロフィール

1933年東京生。独文学者。『ビンゲンのヒルデガルドの世界』で1996年度の芸術選奨、斉藤緑雨賞受賞。第一著作集「種村季弘のラビリントス」。ホッケ、マゾッホの翻訳・紹介者でもある。

「2020年 『ドイツ怪談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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