悪党どものお楽しみ (ミステリーの本棚)

制作 : Percival Wilde  巴 妙子 
  • 国書刊行会 (2000年11月1日発売)
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  • 10レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336042460

悪党どものお楽しみ (ミステリーの本棚)の感想・レビュー・書評

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  • この本はポーカーを中心としたギャンブル中に行われるイカサマがどのように行われたかその謎を解く話が中心の短編集です。

    主要人物もホームズとワトソンのような関係性で面白く読むことができます。

    ちなみに私の好みの作品は『アカニレの皮』でした。

    ポーカー好きの方やホームズが好きな方は特に楽しめると思います。

  • 10代で家出しプロの賭博師として身を立てたビルが、ふとしたヘマから家へ戻りまともな生活に戻ったところ、これまたひょんな出会いから昔の同業者のイカサマを暴くことに…。
    よく出来た世界観にするりと誘い込まれ、どの短編も徹頭徹尾楽しめました。
    何よりもビルという主人公の不思議な魅力(「シンボル」の効き具合といったら!)、相方トニーと奥方の愛らしさ、これにつきます。
    ここに未収録の短編がちくま文庫には収録されているとのこと、そちらもチェックしないと気が収まらない面白さでした。

  • ギャンブルをテーマとし、殺人や傷害といった血生臭い事件がでてこないため、気軽に楽しく読めました。
    ギャンブルはあくまでも謎のためにあり、ギャンブルが主となっていない点が興味深い。

  • 今は足を洗って真面目に暮らしている元賭博師ビルが、様々ないかさま師の手口を暴いてゆく短編集。
    ペテンの手口も面白いが、第2話で知り合って友人となるトニーがいい味を出している。
    巻末にはポーカーなど作品で取り上げられているカードゲームの説明もあり。(でもあまりよく知らなくても面白く読めた)

  • 2014年5月9日(金)、読了。

  • 賭博師稼業から足をあらい農夫となったビル・パームリー。しかし、お調子者の友人トニー・クラグホーンに担ぎ出され、さまざまなイカサマ師たちと対決するハメに…。
    ビルとトニーの掛け合いが最高に愉しい。各作品ごとのミステリ的アイデア、トリックも見事。

  • 元賭博師農夫がイカサマを暴き出す。
    でもきっとパパがいちばん最強。

  • 元賭博師の若き青年ビル・パームリーが、その知識を活かしていかさま師たちのトリックを暴いていく短篇小説集。と、こう書くとトリックを暴いてハイおしまい、みたいな話ばかりと思われるかも知れないが、ギャンブルから足を洗い、農夫として生活しているパームリーの許に友人トニーから持ち込まれる話がいちいちひねりが利いており、どの短篇もトリックの妙味よりいかさま師たちの個性が際だつ味わい深いドラマとして成立しているところに、この短篇集がエラリー・クイーンの≪クイーンの定員≫に選ばれた面白さがある。とにかく痛快の一言に尽きる。ミステリに興味のない人も是非。

  • 面白い!やっぱ古典というものは読むべきだと思うね。本格ミステリではなく賭博、しかもいかさまというミステリファンなら誰でも食いつきそうな題材のよさもさることながらその手際、手段の巧みさには目を見張る。また語り口の面白さやちりばめられたユーモア、登場人物たちの性格などは読み始めてすぐに気に入ってしまった。あ、最後にその辺を推理した過程を説明してるからやっぱ本格に近いか?

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