シュヴァンクマイエルの博物館―触覚芸術・オブジェ・コラージュ集

  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336043290

作品紹介・あらすじ

『ファウスト』『悦楽共犯者』『対話の可能性』など、コマ撮りを駆使した特異な映像で知られるチェコのシュルレアリストが自ら構成した、世界初の造形作品集。本邦初公開の図版をカラーで収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「大冒険物語」がすき。意味わかんないけど鮮烈。
    だいたい全体的に意味わかんないんだけどうわあすげえ……って見つめてしまう。すげえ。
    「偶像」もいいなあ。時計みたい……「博物館のキャビネットⅦ」も。見てると時間が止まったような感覚に陥る。そこにしかないもの、っていう感じ。
    たまにふっと思い出したように見たくなりそう。

  • マイブームが、シュヴァンクマイエルなので、図書館で借りて読みました。
    面白かったです。

  • 7/10 読了。
    「偶像」というオブジェに強く惹かれる。

  • 独創性

  • 20091011 読売新聞。空想書店。緒川たまき。悦楽共犯者④
    触覚芸術・オブジェ・コラージュ集。
    奇妙で甘美。

    「悦楽共犯者」は、著者監督の映画のタイトルから。
    映像スタイルは実写とコマ撮りアニメーションを駆使。
    快楽に対する密かな楽しみをとことん追求した、真剣な冗談。
    可笑しさと孤独感漂う悲しさ。

  • 大学のゼミ発表のための準備で、出会った書籍。
    映像作品で有名であるシュヴァンクマイエルの、立体作品がカラーで見られる。
    博物館。まさに。
    彼は彼なりに博物誌の図鑑を作ろうとしている。ただ、それは普通の図鑑ではない。
    コラージュされた動物。コラージュされた骨・・・。
    異様な世界観をぜひ。

  • かつて、『世界人類の人間国宝』にして永遠に保存させていただきたいと思うほどの衝撃を、監督から受けました。今も同じ感覚です。1家に1冊。

  • メディウム・ドローイングの写真がたくさん。
    造形作品の写真と解説を集めたものすごく楽しい一冊

  • シュヴァンクマイエルはその悪趣味な造形が面白い。本書では「自慰機械」や「博物誌のキャビネット」といったオブジェの怪奇性に惹かれた。別世界を創造するかのようなシュールレアリスムにやはり魅力を感じた。

  • 日本でも映画監督として知名度の高いヤン・シュヴァンクマイエルの”触覚芸術”作品集。彼の映画の中でも特に「悦楽共犯者」が好きな方にはイチオシです。ページを開くたびに「触りたい気持ち全開!」にさせられます。そして粘土をこねたり、でこぼこの上に紙をおいて鉛筆でこすったり、グラビアを切り抜いてコラージュしてみたり、絶対自分でもやりたくなる事間違いなし!(私だけですか?)すごくオススメなので、本当は星5つつけたいのですが、印刷したものに触っても面白くもなんともないので、視覚分の評価として星は3つにしておきました。

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