一九四五・夏・神戸/東京十二契 (野坂昭如リターンズ 4)

  • 国書刊行会 (2003年11月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (460ページ) / ISBN・EAN: 9784336044549

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  • 「一九四五・夏・神戸」は、「てろてろ」に並ぶ大傑作だった。泣ける話ではないが、胸がふさがれる感じが強いのは、ある神戸の町で、一般人が戦争とどのようにつきあっていたかが誇張もなく淡々と書かれていることと、最後、征夫が陸橋の下を出て歩き出してからの気持ちが、わかってしまうかもしれないところにあるのかと思う。

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著者プロフィール

野坂昭如

一九三〇年(昭和五)神奈川県生まれ。親戚の養子となり神戸に育つ。四五年の空襲で養父を失い、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学第一文学部仏文科に進むが、五七年中退。CMソング作詞家、放送作家などさまざまな職を経て、六三年「エロ事師たち」で作家デビュー。六八年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞を、九七年『同心円』で吉川英治文学賞を、二〇〇二年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞。そのほか『骨餓身峠死人葛』『戦争童話集』『一九四五・夏・神戸』など多くの著書がある。二〇一〇年(平成二十七)死去。

「2020年 『「終戦日記」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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