カモイ・ヴァラエティ (鴨居羊子コレクション 3)

  • 国書刊行会 (2004年5月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (422ページ) / ISBN・EAN: 9784336046109

感想・レビュー・書評

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  • 下着デザイナーとして世に出た作者の日々の暮らしや、森茉莉バリの才能が炸裂しているイラストポエム等、様々なジャンルに才能を発揮されていたんだなぁと思いました。
    最初の辺りは、その独自のセンスに圧倒されたのか読みにくさを感じましたが、幻想的な作品から地に足のついた猫に関するエッセイへと展開しているのがよかったですl

  • 鴨居洋子という人を
    今まで知らずに損してた気がした。


    マルチアーティストなんていわれると
    とたんに胡散臭い気がしてしまうけれど、
    下着デザイナーであり、画家であり
    人形を作り、フラメンコを踊り
    という日々の間に書き残した
    エッセイたちは、どれもやけにホントくさい。


    多分、鴨居洋子という人のいた時代を
    ほんとうに大人っぽい世界への憧れと
    アンダーグラウンドなおどろおどろのヘビーさへの
    辟易とが同居した目で、眺めているのだけれど
    彼女の世界は不思議と地に足がついていて
    現実の街角から、夢を見る女の子で女、の姿が見えてくる。


    並ぶ言葉は、ぽっかり開いた穴に
    優しく布地をあてがってくれる
    世話焼きのお姉さんのような匂いがする。
    今はもういない人なのに、こんなに体温まで
    感じると錯覚しそうな文章を残してる。



    人が去った後に
    こうして、残されたものを読んで
    辿ってゆけることだってあるのだなぁと思えた。
    すごく遅くても、鴨居洋子という人を知って
    この本を読めて、よかったと思う。

  • このひとの書く文章好きだ!

  • オモロー

  • H21.2.20.伊勢BF.1946

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著者プロフィール

鴨居 羊子(かもい・ようこ):1925年大阪府生まれ。大阪読売新聞の記者を経て、1955年に婦人用下着のデザイナーとして独立。下着メーカー「チュニック制作室」を創立する。戦後、白く簡素な下着しかなかった時代に、カラフルなスキャンティ、ピンクのガーターベルトなど、斬新で夢のある商品を送り出し時代の寵児となる。文筆や絵画にも独特の才能をみせた。著書に『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』『下着ぶんか論』『のら犬のボケ・シッポのはえた天使たち』などがある。1991年逝去。

「2025年 『みんな自分の夢の一つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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