よしきた、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)

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制作 : Pelham Grenville Wodehouse  森村 たまき 
  • 国書刊行会 (2005年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336046765

よしきた、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)の感想・レビュー・書評

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  • 時系列(原著刊行順)でシリーズ挑戦中。第5作目。
    「《英文学史上もっとも滑稽な数十ページ》といわれたキテレツ表彰式」の帯の言葉に、あの女子校での(バーティにとっての)悪夢を思い浮かべ、期待ぱつぱつで読み始めたところ……あら、のっけからバーティとジーヴスの間に不穏な空気。
    バーティったらそんなに強気でだいじょうぶ?
    あ、言ったそばからまた自ら誤解を招くような言葉を!行動を!
    ……んもう、バーティのおバカさん♡

    絡みに絡んだ(バーティが絡めた、も含む)2組の恋と、ダリア叔母さんのお悩み。アナトールの辞意まで飛び出して、事態はますます悪化の一途。
    最後にすべての厄介ごとに収拾をつけるのはもちろんジーヴス!
    当然、ご主人様へのお仕置き(意味なき34キロの無灯火サイクリング!ドSすぎる☆)と“不適切”なブツの排除も忘れません(笑)
    表彰式は期待ほどではなかった(というかバーティには敵わない)けれど、ガッシーも他の友人たちに負けない変人キャラ。作者のお気に入りでもあるらしく、さっそく次の巻にも登場する模様。楽しみ楽しみ♪
    ウッドハウスの逸話を知ることのできる訳者あとがきも毎回のお楽しみのひとつ。今回はそれに加え、シリーズ紹介もあってうれしかった。

  • 国書刊行会のウッドハウス・コレクション2冊目は、ジーヴスものの長編です。

    今回、語り手のバーティと執事のジーヴスは、バーティお気に入りの白いメスジャケットをはさんで静かにバトルをしています。
    ジーヴスのところに舞い込むトラブル解決依頼を、バーティがことごとく引っかきまわしていく様子に思わず苦笑い。
    すべてがバーティの思いもしない方向に転がっていき、にっちもさっちもいかなくなったところでジーヴス登場、華麗に事態をおさめて大団円…という短編でも定番の流れながら、読者を飽きさせないウッドハウスの筆力に感服します。
    ジーヴスの活躍シーンはほぼ最後のみなのですが、あまりのパーフェクトっぷりに惚れぼれ。
    最終的にご主人様をも思い通りに動かしてしまうジーヴスのように立ちまわれたら、どんなにか日々の仕事もはかどることであろう…とか考えてしまいましたw

    今回の一番の見どころは、なんといってもフィンク=ノトル氏の演説シーンでしょう。
    稀代の名演説、とくと堪能させていただきました。

  • 図書館で。これ、読んだことある気がするな。
    壊滅的に服のセンスが悪く悪気はないが余計な事をして事態を悪化させるご主人様と慇懃無礼で主人を主人とも思ってない風はあるが泣きつかれると最後には帳尻を合わせてくれるジーヴス。うん、なんか安心して読んでいられるなぁ。

    それにしても高等遊民とでも言うべきか英国貴族は仕事もしないでヒマだったろうなぁ… 今ではそんなご身分の人はなかなか居ないでしょうが。だから小人閑居して不善を為すんだろうな、うん。そんなことを考えました。

  • ジーヴスシリーズでは初の長編。
    短編で起こるような事件を長編にしてるので、中だるみやしつこさを感じてしまう人もいるかもしれないですが、気楽に読めてくすっと笑えるし私は楽しめました。とはいっても途中で一旦休んじゃったんですけどね…。
    最後はバーティーがいつもよりちょっと大変な目に合いましたがまぁ丸く収まったということで。
    ジーヴスはそういう腹黒いとこもあるけど、ぜひともうちにも一人いてほしい。

  • おもしろすぎ。
    もっとたくさん出版すればいいのに。

  • 気軽に読めて面白い。随所に英文学の有名な詩や格言がバーティーのうろ覚え的にちりばめられてて、お勉強にもなる?

  • アガサ伯母さんとは違った意味での女大夫ダリア叔母さんが素敵だ。バーティの助言と献策だって、ジーヴスとそんなに違いがないように思えるけど、バーティの間の悪さなのか言い方なのか単に下手くそなのか、何をやっても裏目に出る。

    ジーヴスは複雑怪奇の荒れ模様を綺麗に収め、若主人から受けた屈辱の意趣返しも果たし、忌々しい金ボタンの白いメスジャケットも始末と公私ともにパーフェクトな仕事ぶり、やっぱりひと味違う。

  • ジーブスが最後の最後しか活躍せずに残念。バーティーが可哀想すぎたかなー。あんなにがんばったのに(笑)

  • ジーヴス二冊目です。
    今回は一冊通して可愛い従妹の婚約を建て直し、自分に降りかかりそうなメルヘン史女との縁談を他所に落ち着けて大立ち回りをしています。
    面白かったけどジーヴスで長編はもういいや。

  •  オチのジーヴスの計略がドSすぎて笑った。ご主人を夜通し走らせるってひどすぎるだろ!しかもバーティーが笑いものになることで皆丸く収まって…。ジーブスは本当に心理学者か総理大臣になったほうがいい。バーティーは結果的に困るだろうけど。

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