宗教音楽対訳集成

  • 国書刊行会 (2007年12月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (346ページ) / ISBN・EAN: 9784336049827

感想・レビュー・書評

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  • 吉田秀和は『バッハのロ短調ミサ曲に感動しない人がいたとしたら、そもそもその人には音楽が必要ではないのだ』と言っています。そこまで言うか、と思いましたが、まぁ、聴いてみましょう。
    バッハは、毎週日曜のミサのためにカンタータなどの宗教曲を作曲してわけですが、「ロ短調ミサ曲」以外にも大曲『マタイ受難曲』や『ヨハネ受難曲』があります。
    ミサ曲は誰が作曲しても詩は同じですから、対訳はひとつだけ持っていれば済むといえば済みますが、受難曲は対応する新約聖書を持っているだけでは済みませんから、こんな本があると便利です。
    世の中の宗教曲を全部収めているわけではもちろんありませんが、便利です。

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著者プロフィール

東京藝術大学大学院音楽学専攻修了。ミュンヘン国立総合大学第2哲学科にて研鑽を積む。著書に『シューベルトのオペラ』(水曜社)、『まとめてわかる! ドイツ・オペラの名曲』(音楽之友社)、訳書に『ヴァーグナー オペラ・楽劇全作品対訳集』『オペラの学校』『オペラの未来』『指揮者の使命』(いずれも水曜社)、『宗教音楽対訳集成』(共訳 国書刊行会)等。オペラやドイツ・リートの字幕および対訳も多い。元東京藝術大学音楽学部オペラ科、明治大学文学部非常勤講師。

「2021年 『ヴァーグナー オペラ・楽劇全作品対訳集 新装版合本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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