プロジェクト宮殿

  • 国書刊行会 (2009年12月15日発売)
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  • 本棚登録 :32
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336051578

作品紹介

現代ロシアンアートの巨匠、カバコフの傑作アートブック。イラスト134点+カラー図版28点収録。

プロジェクト宮殿の感想・レビュー・書評

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  • あふれるプロジェクト

    旧ソ連の一般応募から寄せられた数多くのプロジェクトたち。
    何となく2種類の発想があるような気がして、
    1つはとんでもなく画期的なアイデアで、
    もう1つは日常の中にありつつも、とんちのように見方を変えたおもしろアイデア。
    個人的には後者の方がおおっ、と思える。
    気に入ったのは「天井に天国を」「プロジェクト育成箱」「描きはじめた絵」。あと、「階段の馬」は面白かった。
    ”プロジェクトの発想を刺激する”コーナーは面白いなぁ。

    実現されなかったプロジェクトの集大成

  • どうして自分がこの理不尽な世界に放りこまれたのかわからない。日々の仕事と緊張に疲れはてて壊れそうな心。不安と心配で今にも消えてしまいそうだー。そんなとき、ひとはいったいどうすればいちのでしょうか。

  • (2010.06.28読了)(2010.06.23借入)
    荒唐無稽なアイデアに充ちた本です。なるほどと思いながらも笑ってしまうような企画が結構あります。アイデアをアイデアとして終わらせず、具体的な形にして展示してみせようということで、イラストと作り方が掲載してあります。
    「プロジェクト宮殿」を製作しその中に、アイデアを形にしたものを説明と共に展示し見せたようです。本の最初の方にカラー写真でそのうちのいくつかが紹介されています。

    ●どのようなプロジェクトなのか?(6頁)
    「どうして自分がこの理不尽な世界に放り込まれたのかがわからない。日々の仕事と緊張に疲れ果てて壊れそうな心。不安と心配で今にも消えてしまいそうだ―。そんな時、人はいったいどうすればいいのでしょうか。戦争や悲しみ、苦しみの絶えないこの世界を根本的に変えるには?人々が平和に幸福に暮らしていくには?この理不尽な世界で自分はただ手をこまねいているだけなのか。人は往々にしてこうした思いに駆られるもので、そうした悩みには古来多くの対策が提案されてきました。この本では、そうした悩みへの処方箋として、自分が存在する本来の意味を取り戻すための、そして世界をよりよくするためのプロジェクトすなわち企画・計画の数々が、具体的な図解と共に紹介されています。」
    ●たとえば(6頁)
    「自分をよりよい人間に改善するために背中に天使の翼を付けて部屋に籠る。黒いカーテンで仕切った部屋の一隅に、気に入らない日用品をしばらく立たせてお仕置きする。アパートの階段の踊り場に馬を連れてきて、出口のない苦境に自分を追い込んでみる。ロケットで巨大なパネルを打ちあげて生命エネルギーを全地球に均一に分配する。さらには、反重力の反転軸を見つけて山岳地帯を瞬間移動してみる。」

    ●空飛ぶ部屋の作り方(50頁)
    「部屋の一角の、できれば部屋の真ん中の床板を剥がして、床を支えている梁をむき出しにしてください。この梁の一部を鋸で切り取って、足元にぱっくりと深い穴がのぞけるようにしましょう。」

    下を向くと思考がネガティブになるので、上を向くトレーニングのための装置。天使に会うための装置。部屋の天井近くに天国を作る方法。面白い提案がいろいろあります。
    (2010年7月1日・記)

  • ブックレビューでイッセー尾形さんが紹介。
    イラストが気に入った。

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