ボリス・ヴィアンと脱走兵の歌

  • 国書刊行会 (2009年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (234ページ) / ISBN・EAN: 9784336051660

感想・レビュー・書評

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  • 前から気になっていた高石友也さんやフォークルの”大統領殿”と高田渡さんの”おなじみの短い手紙”の原曲となった"脱走兵”についての本ですが、自分がシャンソンについて全く無知なせいか正直な所それ程面白くなかったです。
    1950年代のフランスのインドシナ戦争とその後のアルジェリア戦争との中で生まれてその当時は極右からの攻撃で発売禁止や放送禁止となり、ヨーロッパの周辺諸国でうたわれ続けてPPMのアルバム"コンサート”に収録された事で世界的な歌になった様で、ボリス・ヴィアン自身は音楽プロデューサーとして過ごし50年代後半に亡くなり60年70年代のこの歌が唄われた激動の時代を知りませんでした。
    ヴィアンやシャンソンについてもっと知識が有ればもっと違った読み方も出来るのでしょう。
    本の内容とは関係ありませんが、ラングストン・ヒューズの詩をこの歌に載せた高田渡の感性にあらためて感動しました。

  • シャンソン「脱走兵」に絞ったボリス・ヴィアンの自由への希求の物語。

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