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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784336051738
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美しいデザインと謎めいた経歴が魅力の作品集です。小林かいちの絵葉書や絵封筒は、大正末から昭和初期にかけての短い活動期間に生み出されたもので、200枚以上の絵葉書と700種類以上の絵封筒が収められていま...
感想・レビュー・書評
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謎のイラストレーター小林かいちの絵葉書・絵封筒画集。
2007年初版後の判明した事実を踏まえての改訂版。
コラム、絵葉書一覧、略年譜有り。
改訂版の校正については、丁寧に説明されている。
大正末~昭和初期のほんの10年ばかりの活動期に、
200枚以上の絵葉書と700種類以上の絵封筒のデザインを手掛けた
小林かいちの作品集です。
写楽のように、海外のコレクターの評価が先立ったという。
(エスティ・ローダー!)
京都のアール・デコと言われる、なんとも儚げで上品なデザイン。
簡潔で優美、色合いも美しく、まさに“抒情”!
こういう絵葉書を手に取れた大正の女性たちが羨ましいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現存する小林かいちの絵葉書、封筒をほぼ網羅した画集。とにかく綺麗で美しい。金色の主線の絵なんか真似してみたいくらい。ゴシック、キリスト教、廃墟にジャポニズムと現代の退廃的な少女趣味にも合致している気がする。長谷川泰子「ゆきてかへらぬ」の文庫版表紙で使われていたトランプ模様の作品も収録されている。顔を覆って嘆いている女性の作品も多く、大正〜昭和の感傷的な乙女心に響いたのだろうなあ。舞妓さんのだらりの帯が素敵。キラキラとスタイリッシュです。
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小林かいちさんの息子さん?をTVで拝見したのがきっかけ。面白いのが、息子さんもお父さん=小林かいちだと最近まで知らなかったと。美術がダメで中学でも5段階で2しかもらえなかったオレが、初めて美術に興味を抱き本書を手に取りました。
彼は多数の絵葉書・絵封筒を残しているのにも関わらず、その経歴は謎に包まれていて「謎の叙情画家」と呼ばれている。個人的に好きなのは「クロスワードの謎」と「彼女の青春」。トランプのデザインは、艶かしくて特に好きでした。彼の人物像は謎が多く、そこに余計に引き寄せられるのかなと感じました。 -
京都の土産店「さくら井屋」で売られていたという小林かいちの絵葉書絵封筒。
もし今、同じ絵葉書が売っていたなら買ってしまうと思う。うっとり。
「謎の画家」だった小林かいち。
2007年の初版発行後に遺族が名乗り出て、経歴の一部が明らかになったというのも素敵。
(そのため、寄稿の文章の多くは「生没年さえわからない、謎に包まれた画家」として書かれている)
「嘆きの花艸」「蝶の嘆き」「乙女の世界」「寂しき街燈」「彼女の青春」が好き。
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