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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784336053237
作品紹介・あらすじ
アメリカSF界のレジェンド、カリスマSF作家
ハーラン・エリスンはSF以外の小説も凄い!
犯罪小説を中心に非SFジャンルの初期傑作を精選、
日本オリジナル編集・全篇本邦初訳でおくる
暴力とセックスと愛とジャズと狂気と孤独と快楽にあふれた
エリスン・ワンダーランド!
「父さんのこと、殺す」痩せた少年の緑色の瞳は飢えたようだった……孤独な男と孤独な少年の出会いを痛切に描く「第四戒なし」、成功した作家が体験するサイケデリックな彷徨譚「パンキーとイェール大出の男たち」、閉ざされた空間に幽閉される恐怖を華麗な筆致で綴る「盲鳥よ、盲鳥よ、近寄ってくるな!」、〈ジルチ〉がある小説を書け!と命じられた新人作家の苦悩とは? 爆笑のポルノ小説「ジルチの女」、ギャング団潜入取材を元に書かれた「人殺しになった少年」、グルーヴィな筆致が炸裂するエリスン流ジャズ小説「クールに行こう」など、カリスマSF作家エリスンによる犯罪小説・ポルノ小説・ジャズ小説・ハードボイルドといった非SFジャンルの初期傑作を精選した日本オリジナル短篇集(全11篇、すべて本邦初訳)。
感想・レビュー・書評
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なんと言ってもタイトルがかっこいい。
著者のハーラン・エリスンはカリスマSF作家とのこと。僕は残念ながら存じ上げなかった。非SF作品を集めた短編集。セックスと暴力とジャズの香り漂うハードボイルドな世界。
ほとんどの主人公には全く感情移入できないけど、ストーリーは思いもよらない展開で思わず唸ってしまう。
特に、「第四戒なし」「ラジオDJジョッキー」「クールに行こう」は5点。素晴らしいっす。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ザ・ハードボイルド。漢の世界。
文章が回りくどくて読み易くなかった。アメリカの文化に詳しくないとイマイチ意味が通じにくいところがある。スティーブンキングに似てるけど、輪をかけて読みづらい文章だった。 -
ほとばしる言葉。溢れ流れる感情。
ストーリーの骨子自体はなんてことのない筋書きなのだが、それを肉づける文体で作品としての完成度を高めるような文学的要素を持ち合わせた短編集。
好きなタイプの作品ではないが、この倒錯感とシュールさが織りなす独自性は否定できない。 -
★3.5
全11編が収録された短編集で、非SFなハーラン・エリスン。暴力やセックスに纏わる描写が多く、1950~60年代のアメリカ映画を彷彿させる。反社会的でありながら常に孤独を抱えている、みたいな感じ。が、何よりも、テンポ良く感情を剥き出しにした文章の格好良いこと!個人的には、「第四戒なし」と「ラジオDJジャッキー」、「人殺しになった少年」あたりがお気に入り。特に「人殺しに~」は、彼の末路とともに警官の一言が物悲しい。解説ではエリスンの人生を知ることができ、数々の作品で経験が生かされていることが分かる。 -
ハーラン・エリスン初期の非SF短編集。
一般小説と考えると少し不思議な作風ではある。しかしまだ、ジャンルSFではない。逆にこの路線を突き詰めれば、作家・ハーラン・エリスンはまた違った存在になっていたんじゃないかなぁ。 -
ハーラン・エリスンのSFじゃない短編集。解説を読むと、エリスンの私小説のようにも思えてくる。どの作品も癖が強くて、私は作品に浸かることができなかった。かといって、つまらないわけではなく、何かしら考えさせられる作品ばかりだ。気に入ったのは「ジェニーはおまえのものでもおれのものでもない」と「ジルチの女」。ジルチの女は、当時の作家の状況を皮肉っているようだった(解説から推測)。
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全体的に攻撃的な感じ。暴力を不快な表現で描かれていないので読みやすい。不安定な心情から発生する。それを内部で煮えたぎらせるか、凶器を持って「私は怒っておりますのよ」と表現するのか、その境界線を観察しているような。「ジェニー」とか「ジルチ」とかで、今まで目の前にあって、欲しい物だったと解り、掴もうとすると、消えてしまう、みたいなのが無情というか、むーん。人間臭いんだけどクールな本と自分は思いました。
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「ジェニーはおまえのものでもおれのものでもない」に圧倒された。傑作だと思う。
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はじめて読んだ作家さんやけど、良作揃い。
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「ワンダ・ヒッキーの最高に素敵な思い出の夜」が面白すぎて、翻訳者繋がり、表題で買った本なのですが… なんだかよくわからなかった…
SF界のレジェンドによるSF以外の短編集なのですが、自分には合わず。
まあ装丁はカッコいいので飾っておきましょう。 -
全短編面白かった。すっごいな。天才
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わからん
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2022/1/7購入
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非SFものである。
隠れた名作であると思う。 -
非SF小説の日本オリジナル編集による短編集。
父親探しと父親殺しがテーマの「第四戒なし」、人気作家の破滅的な一夜を描く「パンキーとイェール大出の男たち」、インテリジェンスとバイオレンスの同居する静かで哀しみに満ちた「ジェニーはおれのものでもおまえのものでもない」、少年は音楽を愛するものさ的なラストが苦い「クールに行こう」、自分の中の恐怖と狂気に対峙する兵士「盲鳥よ盲鳥」など
すんごい。すんごいよコレ。 -
邦訳がよくない。
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おもしろかった…! トム・ジョーンズみたいな感じもあるけど、もう少し皮肉っぽくて大変好みだった。これはエリスンもっと読まねば。特に良かったのは「第四戒なし」「ジェニーはおまえのものでもおれのものでもない」「教訓を呪い、知識を称える」。作家の個人的な出来事を投影しているように見えて、それでいながら自分も他人も「同じ穴の狢だろ?」と嘲笑うような。ロマ本読むわたしとしては「ジルチの女」も笑えた。男性の物語だと思う。
「ジェニー…」は最近のアメリカのキリスト教原理主義と合わせて考えるとおもしろい。解説にあったアメリカ三大堕胎小説が気になる。
著者プロフィール
ハーラン・エリスンの作品
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