通信教育探偵ファイロ・ガッブ

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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336054364

作品紹介・あらすじ

変装しても気づかれる、尾行をすればなぐられる。それでも僕は、ホームズみたいな名探偵なんだ。ホームズにあこがれ、「日の出探偵事務所」の探偵養成通信教育講座を受けて、立派な迷探偵になった、本業・壁紙張り職人ファイロ・ガッブ君の、ちょっとまぬけで愛すべき活躍を描いた短篇集、待望の初邦訳。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、通信教育で探偵になった男が主役の連作短編集。
    彼がふわふわとつかみどころがなく、底の抜けたお人好しで、それに狂わされて犯人達が勝手に自滅していく感じ。
    最初は戸惑ったが、探偵小説というものをからかったり皮肉ったりした、メタ的な楽しみ方の出来る作品なのだと思う。
    犬と遺書の話が一番好き。
    私があの子だったら怒るけど!

  • 最初はガッブのおマヌケさと、とんとん幸運が重なって事件解決!というスタイルが面白かったのだけど…だんだん苦痛に(>_<)

    言葉もよくわからない…
    「押し出し」ってなに⁈

    あとかぎかっこの間違いが1つあった。
    ようやく読み終わった〜という感じ( ̄◇ ̄;)

  • ホームズに憧れ、通信教育で探偵術を学んだ壁紙職人の青年ファイロ・ガップの探偵譚を収めた連作短篇集。変装も尾行もバレバレだけど、偶然や勘違いに助けられ事件を解決。ダメダメで間抜けなガップ君が愛おしくてしょうがない。

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