アメリカ企業には就業規則がない: グローバル人事「違い」のマネジメント

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336057532

作品紹介・あらすじ

これからの日本企業に必要なものは、日本人がこれまで用いてきた、異文化を一旦受けとめて、日本文化と融合させるプロセスとは違う。それは、日本という核はしっかりと保ちつつも、相手の文化はそのまま受け入れるということである。……一つの言葉に纏めると〈多様性への適応力〉である。

グローバル人事を成功させる秘訣は何か? それは、「違い」のマネジメントにある。自分と相手が違うということを受け入れマネージすることが重要である。
本書は、マネジメントのポイントとして、海外の人事労務と日本型の人事労務との違いを紹介。この「違い」の原因の一つとして、諸外国と比べて、労働基準法を始めとする日本の労働法がユニークなものであることを指摘する。また、労務管理における日本の常識が、海外では非常識となってしまう事例を紹介し、「違い」を認識することがグローバル人事の出発点であると説く。トラブルを未然に防ぐだけでなく、優秀な人材を有効に活用するために、人事のプロフェッショナルが、グローバルビジネスのゆくえを見据えて労務管理の核心をアドバイス。

感想・レビュー・書評

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  • 思わずタイトルを二度見して「エエッ!?」と叫ぶというベタなリアクションが自然に出て手に取った一冊。

    読んでいて、フとバックトゥザフューチャー2で、レッチリのフリーが扮する悪役と取引したマーティーが、クレジットカードを切ってTV電話を切った途端、ボスのヤマモトさんからコネクトがあり、家族の見ている前でクビを宣告される(家中のファックスから"YOU ARE FIRED"のプリントが出力される)
    シーンを思い出しましたw。 相当極端な例かと思えば、あれが米国流のEmployment at will ってヤツだったんすね。

    著者は三菱銀行、JPモルガン、マイクロソフトの人事総括責任者を経て人事労務コンサルティング会社PMPを設立。

    米国における、企業と労働者間の契約関係の日常とその背景が学べる他、やたら罰金規定の多い中国の就業規則wが紹介されるなど、各国の就業の実態との比較のなかで、日本の人事労務が如何にガラパゴスな存在かが明らかにされる(必ずしも、日本国内における企業側あるいは労働者側のいずれかに有利というものでもない)。大変勉強になりました。

  • こういう本はありそうで無い!名著です。アメリカに子会社がある日系企業の社員は必見。

  • 請求記号:336.4/Suz
    資料ID:50072676
    配架場所:図書館1階西館 学生選書コーナー

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著者プロフィール

ピー・エム・ピー株式会社代表取締役・特定社会保険労務士慶応大学経済学部を卒業(専攻は経済政策、恩師はカトカンとして有名な加藤寛教授)。三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入社し、人事企画部門他を経験。その後、米国ケミカル銀行(現JPモルガン・チェース銀行)の日本支店の副社長として銀行と証券人事部門を統括。米国マイクロソフト株式会社の人事部門と総務部門の統括責任者を経て、PMPを創業。また、人事部長のネットワークSMCも運営、人事スペシャリストの研鑽の場を提供している。

「2013年 『アメリカ企業には就業規則がない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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