天界の眼 切れ者キューゲルの冒険 (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)
- 国書刊行会 (2016年11月25日発売)
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感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784336059215
作品紹介・あらすじ
快男児キューゲルのゆくところ、火のないところに煙が立つ! 行く先々で大騒動を巻き起こす、自称切れ者キューゲルの奇想天外・荒唐無稽なる大冒険を描く至福のピカレスク&コミック・ファンタジーここに見参。
舞台は数十億年先のはるかな未来の暮れゆく地球、科学が衰退し、魔法が復活した世界。〈笑う魔術師〉イウカウヌから命じられて、天界を映しだす魔法の尖頭を探す羽目になり北の地に飛ばされたキューゲル、彼は無事に届けて憎き魔術師に復讐することが出来るのか? 襲いかかる食屍鬼やネズミ人間、絶世の美女ダーウェ・コレムとの出会い、〈森羅万象〉をめぐる100万年規模のドタバタ、〈銀の砂漠〉の壮絶極まる踏破……華麗なる小悪党にして稀代の無責任男キューゲルが大活躍する奇想と爆笑に満ちた連作全7篇を収録。巻末附録:ヴァンス全中短篇リスト
みんなの感想まとめ
奇想天外な冒険とユーモアが詰まった物語が展開され、主人公キューゲルの無責任で口八丁なキャラクターが読者を惹きつけます。彼は火のないところに煙を立てるようなトラブルを引き起こしながら、魔法が復活した未来...
感想・レビュー・書評
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キューゲルを知ったのは、T&Tのルールブックであった。なによりも機知を武器とするという紹介でどんな魅力的なキャラクターであるかと興味を抱いた。その後、河出文庫で天界の眼を読み、口八丁ぶりに驚いた。
今回、中村融の訳と解説で出版されたが、キューゲルというキャラクターのいい加減振りが何ともたまらない。悪びれもせず嘘をつき、その場凌ぎで渡って行く。無責任男の魅力があふれる一作。 -
快男児っていうより怪男児だし、切れ者って云うよりご迷惑男w
まだまだある未訳な作品を纏めて出版して欲しい。
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ティル・オイレンシュピーゲルとか「ピカレスク」という趣味では必ずしもなくて、むしろダンセイニ卿の書くような何人かの盗賊(宝石屋サンゴブラインドとか)、無宿者ライアーンのような連中を追っているわたしはこの〈ヴァンス・トレジャリー〉シリーズ中キューゲルの巻が直撃でした。本書の表紙も飾っているお嬢さんダーウェ・コレムの扱いがわたしは大好きでしたので、あとがきに御紹介のあるSFマガジンのバックナンバーもじきに当たってみたいと思っています。
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まったく感情移入できない主人公の小悪党ぶり!サイエンス・ファンタシー、面白かったです!
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だめだ。最初の数ページで、あわない、と思った。
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ピカレスク・ロマンの意味を知る。
著者プロフィール
ジャック・ヴァンスの作品
