本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336059574
作品紹介・あらすじ
とうとう全面戦争に突入したセリドン王国と巨人族。気高き騎士エイブルはディシーリへの愛を胸に、イドゥン率いる女巨人たちと共にアンガーボルンと戦いながら、アーンソール王宛ての伝言を届けるべく王宮へ赴く。謁見のために武芸大会に参加する日々をへて、ようやく王と対面したエイブルを待ち受けていた苛酷な運命とは? 〈五つの定め〉の謎めいた予言、〈失われた愛の部屋〉の幻惑、〈龍の戦士〉の出現、魔力を秘めた〈大兜〉、幽霊騎士と屍騎士との激突、そして壮絶な〈川の戦い〉――立ちはだかる危機を前に、ヴァルファーザーとの誓いを破るときがついに来るのか。多くの歌と物語になりし伝説、堂々完結!
感想・レビュー・書評
-
『ウィザード・ナイト』後半。主人公エイブルが不在の間様々なキャラクターが交代で話の中心となり、それぞれの思惑が入り乱れる一触即発の権謀術数劇が展開されるじりじりとするようなⅠを過ぎると、後は怒涛の展開で主要登場人物が一堂に会しての大活劇が繰り広げられ多くの謎が解き明かされる。まあそこはウルフだけに謎が謎を呼んだりするんだけどね・・・。さらには訳者あとがきの用語解説から知る作品背景の広さ深さに浅学菲才の身としては軽くめまいを覚える。
何はともあれスケールが大きく非常に濃密な大作。オールタイムベスト級だろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
〈ウィザード・ナイト〉第4巻。
濃密な王道ファンタジーもこれで完結。非常にエネルギッシュな内容だったので、読み終えた後は妙な達成感があったw
全2件中 1 - 2件を表示