- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336060112
作品紹介・あらすじ
「おくのほそ道」で巡った土地のみならず、西国諸国まで訪れた芭蕉が諸国行脚の途上で遭遇する怪異の数々。明らかになる名句にこめられたもう一つの意味。松尾芭蕉とその門人たちを主人公として、江戸時代後期に成立した奇談集『芭蕉翁行脚怪談袋』を、読みやすい現代語訳に、鑑賞の手引きとも言うべき解説を付してお届けする「もう一つの〈おくのほそ道〉」。
感想・レビュー・書評
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怪談と名は付いているものの芭蕉や弟子が恐ろしい怪異に遭う話よりも狐狸が登場したり、危険から知恵で逃れたりと大人しい話が多かったです。
現代語訳は読みやすくて良かったけれど勝手に期待した分だけ内容に肩透かしを食らった気分です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芭蕉翁行脚怪談袋という後世に芭蕉翁ではない誰かが作成した怪談録をわかりやすく書き下し、かつその中に出てくる句や人物に関しても説明してくれている。
私は芭蕉翁に関して詳しくないのでこの解説がなかったらちゃんと意味が読み取れなかったと思う。出てくる句を全て芭蕉翁だと思ってしまっていたかも。 -
武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000167538
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:913.5/イト
資料番号:10233716
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