新編・日本幻想文学集成 第2巻

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制作 : 富士川義之  池内紀  種村季弘 
  • 国書刊行会 (2016年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (712ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336060273

作品紹介

◎小説なのかエッセイなのか? 虚実のあわいを縫う迷宮

澁澤龍彦[1928-87]富士川義之編
虚空に飛ぶ能力を持った蹴鞠の名人の物語「空飛ぶ大納言」。魔道によって中国の皇帝が画の中に生きた自分の姿を見る「桃鳩図について」。ほか、「鳥と少女」「犬狼都市」「エピクロスの肋骨」「ダイダロス」「都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト」「鏡と影について」「女体消滅」「画美人」「護法」全11編。

吉田健一[1912-77]富士川義之編
奇想天外な食物幻想譚「饗宴」。飲み屋で偶然知り合った大男が突然大亀に変身する「海坊主」。ほか、「空蝉」「道端」「或る田舎町の魅力」「逃げる話」「沼」「邯鄲」「ホレス・ワルポオル」「酒の精」等全11編。

花田清輝[1909-74]池内紀編
中世室町時代を舞台にして、考証と空想のはざまを自在に往還する「伊勢氏家訓」「開かずの箱」。数に取り憑かれた青年の話「七」。ほか、「林檎に関する一考察」「歌」「海について」「ものぐさ太郎」「石山怪談」「鏡の国の風景」「『ドン・キホーテ』註釈」「テレザ・パンザの手紙」等全16編。

幸田露伴[1867-1947]種村季弘編
夢の中の生と生の中の夢が迷路の中で呼びかわす「土偶木偶」。魔界ファンタジー「新浦島」。ほか、「望樹記」「雪たたき」「ウッチャリ拾ひ」。「神仙道の一先人」「芳野山の仙女」等のオカルト随筆3編も収録。

新編・日本幻想文学集成 第2巻の感想・レビュー・書評

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  • 第2巻は『エッセイの小説』。
    収録作家は澁澤龍彦、吉田健一、花田清輝、幸田露伴。
    何となく前半と後半で作風がきっぱり別れているような1冊だった。特に花田清輝はかなり『エッセイ』寄りで、小説という気はしない。まぁ吉田健一という特異な文学者が入っているので、この1冊の印象を一言で表すのは難しい。

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