新編・日本幻想文学集成 第7巻

制作 : 橋本治  松山俊太郎  矢川澄子 
  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (773ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336060327

作品紹介・あらすじ

明治・大正・昭和の四文豪の幻想--優雅の化身とあがめられる美貌の御息所と高徳の老僧の恋の物語「志賀寺上人の恋」。死後の霊とのかかわりを描く「死者の書」。妖しいラヴレターが次々と波瀾を巻き起す恐怖小説「人生恐怖図」。金魚と老作家の会話でできた超現実的な小説「蜜のあはれ」。他全31編。

感想・レビュー・書評

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  • 第7巻は三島由紀夫、川端康成、正宗白鳥、そして室生犀星を収録。
    この中に正宗白鳥というのがまず面白い。正宗白鳥と幻想小説というジャンルは、正直、余り結びつかない(※その辺りも解説で触れられてはいる)。
    三島由紀夫の『女方』が収録されていたのは嬉しかった。この短編、好きなんだよね。

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著者プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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