新編日本幻想文学集成 第8巻

制作 : 富士川義之  別役実  堀切直人  種村季弘 
  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (755ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336060334

作品紹介・あらすじ

漱石と夢文学。
アーサー王伝説を踏まえたファンタジー「幻影の盾」。SPレコードにまつわる怪異をえがいた「サラサーテの盤」。妖しい幽霊屋敷を舞台にした都市幻想小説「白血球」。超現実主義的手法で夢の世界を克明に記述した「夢の中での日常」。他全38編。
夢の記述と夢の軌跡。

感想・レビュー・書評

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  • 第8巻は夏目漱石、内田百閒、豊島与志雄、島尾敏雄を収録。漱石、百閒に関しては、矢張り定番の短編がいちばん『幻想文学』らしいということだろうか。
    豊島与志雄も島尾敏雄も余り幻想文学というイメージはないのだが、本書収録作はどれも面白かった。

    最終巻である第9巻は2018年3月の発売予定。
    残り1冊だと思うと感慨深いものがある。長かった……。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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