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- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784336060358
作品紹介・あらすじ
東雅夫氏、ロバート・キャンベル氏推薦!
妖しくも豊沃な江戸の怪談文芸の世界へと誘う選集。
第一巻は浮世草子時代の怪奇譚の佳品三作を集成。
因果応報にまつわる物語をあまた蒐集した奇譚集の至宝『玉櫛笥』『玉箒子』、子を失った母親の悲しみを御家騒動や天狗譚の筋立てを交えて描いた隅田川物伝奇長編の傑作『都鳥妻恋笛』。
感想・レビュー・書評
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『玉櫛笥(玉くしげ)』『玉箒子(玉ははき)』:江戸時代(元禄の頃)に書かれた、怪談、説話、縁起物語の奇談集。解説で典拠一覧も有り。
『都鳥妻恋笛』:世阿弥の能「隅田川」や「斑女」、近松の「双生隅田川」など複数のネタをミックスして組み上げた物語。
→歌舞伎、河竹黙阿弥の「都鳥廓白浪」(忍の惣太)もこの流れを組む作品ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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