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本 ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784336060617
作品紹介・あらすじ
チェスタトン×ウィトゲンシュタイン÷ゴンブローヴィチ=テメルソン
炸裂する黒いプードル爆弾、二人のダンシング・ガールズ、
天才少年の秘められた数式ノート、そして缶詰サーディンの謎……
ポーランドの前衛作家による奇妙奇天烈な哲学ノヴェル!
★若島正+横山茂雄責任編集〈ドーキー・アーカイヴ〉第8回配本
〈意味による支配の打倒を標榜するこの珍妙無類なノンセンス哲学
SFミステリ奇想小説の行間を読んではいけない〉若島正
物語は一人の文豪が列車の中で頓死するところから始まる。残された妻と愛人は恋人同士になりスペインのマヨルカ島に移住、そこに女占い師と息子の天才少年、下半身不随の哲学教師とその妻子が現れ、さらにポーランドの将軍の老いた娘やキャプテン・カサノヴァなど多彩な人物が入り乱れ、誰も予想できないラストへ向かう――イングランド~マヨルカ島~ポーランドを舞台に、哲学・歴史・政治・数学・言語をめぐる異常な考察が展開、バートランド・ラッセルに「ほとんど世界そのもののように狂っている」と言わしめた鬼才ステファン・テメルソンの奇想と脱線に満ちた長篇、本邦初紹介!(1986年作)。
感想・レビュー・書評
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不思議な小説。主人公が誰なのか分からず登場人物の関係性も複雑で頭がこんがらがる(巻頭にある「主な登場人物」の表記があまり役に立たない!)。深読みするも好し、意味は追わず物語の展開にただただ楽しむのも好し、読み方は読者の自由。
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筒井康隆が書いた架空の小説のよう。
登場人物が多いので少ししんどいが、そのセリフを中心に読んでいくとわかりやすかった。 -
なんじゃこりゃぁ
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本当に変だよ!
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