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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784336060716
作品紹介・あらすじ
「初めてひげ剃りをした死体のことを、女は死ぬまで忘れない。ファーストキスや初体験以上に」――20代の女性火葬技師が本音で真摯に〈愛と死〉を哲学する、ニューヨークタイムズベストセラー待望の邦訳。からっと明るくチャーミングで熱い、笑いと涙の葬儀屋奮闘記。
みんなの感想まとめ
愛と死をテーマに、20代の女性火葬技師が自身の経験を通じて語るこの作品は、軽妙な語り口と独自の視点が魅力です。アメリカの火葬場での日常や同僚とのやり取りが楽しく描かれ、読者は思わず引き込まれます。グロ...
感想・レビュー・書評
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アメリカの火葬場で働き始めた女の子のエッセイ
同僚やボスもいいキャラで、軽快に楽しく読めた。
ドラマ「シックスフィートアンダー」が好きで、アメリカのエンバーミングに親しみがあったんだけど、火葬も増えているんだな〜、カリフォルニアはそんな細かいことまで法律があるのか〜、そんなところまで死体を引き取りに行くの〜、などなかなか興味深かった。
日本やアジアの風習や死生観にも詳しくて、勉強にもなったし、日本はアメリカほど死を無いものとはしてないけれど、核家族が増えてアメリカに近づいてきてるなと感じた。
SMOKE GETS IN YOUR EYESってタイトルも面白い。
タバコじゃなくてガチの死体焼き場の煙だもんね。おさえる目頭には、いつもと違う趣きがあるよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結構グロテスクな描写が多いですが、語り口が軽妙だからか、不思議と「気持ち悪い」というような印象はあまり受けませんでした。
あらゆるコミュニティーが築き上げる文化の数だけ死に対する価値観があるのだと、とても学ぶことが多かったです。死を考えることは生を考えることでもある、と。
ちなみにちょっとしたネタバレですが、ジャズのスタンダード曲でもある「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」は、本文には全く出て来ません。 -
☆4.2
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東2法経図・6F開架:673A/D89k//K
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「初めてひげ剃りをした死体のことを、女は死ぬまで忘れない。ファーストキスや初体験以上に」――20代の女性火葬技師が本音で真摯に〈愛と死〉を哲学する、ニューヨークタイムズベストセラー待望の邦訳。からっと明るくチャーミングで熱い、笑いと涙の葬儀屋奮闘記。(アマゾン紹介文)
紹介文、すごく俗っぽいな。
「からっと明るくチャーミングで熱い」でいいと思います。
とても読みやすく、また、考えさせる内容で、一気読みしたのが少しもったいなかったかなぁ、と。 -
現在は大半の死が病院で看取られ、家の中で人が死ぬことは少なくなった。死や遺体は、昔よりもっと隠されて触れることが激減した。23歳の女性が葬儀屋で奮闘する。ちょっと食事中には読めないシーンもあったけれど、ユーモアたっぷりで、同僚の面々も味のあるキャラクター。面白かった。死について語っているのに、なぜか生気が高まるというか元気が出る。邦題もジャケットも○
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新聞の書評に惹かれて読んだが、けっこうグロい描写も多かった。葬儀場で働いた筆者ケイトリンだからこそ書きえた人間の死の真実!人は死んだ時点から腐敗がはじまり、腐っていく人間の皮膚はグリーンなどの蛍光カラーになる、太った人間を焼く時はものすごい悪臭がする、
太った人間を火葬すると、脂肪が燃えて黒い煙が出て、ひどいときは脂肪が溶けて流れ出す等…!
アメリカで主流となっているエンバーミングは、土葬のための、死体を腐敗から守る方法なのだ。
かれこれ40年前、大学でイヴリン ウォーの「THE LOVED ONE」(囁きの霊園)を授業でやって以来、葬儀業界に興味を持ってしまうのはなぜだろう。 -
とても刺激的で楽しかった
死の穢れという感情はどこにでもあるんだと思った
葬儀人もまたイメージが伝染して気味悪がられるのか。
「自然体は不自然」の章ではなんかうるっときた。
死体は死体なのだとはっきり理解したからだろうか。
現代人は死から離れすぎているという指摘には唸らされた
ちょいちょい日本のことが出てくるのでくすぐったい気分になる。
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