愛蔵版 お楽しみはこれからだ (愛蔵版 お楽しみはこれからだ 1)

  • 国書刊行会 (2022年1月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784336073006

作品紹介・あらすじ

イラストレーター・グラフィックデザイナーとして活躍し、さらにエッセイスト・映画監督・作曲家など多彩な顔をもつ和田誠(1936–2019)の代表作にして、映画エッセイの名著が愛蔵版で復活! 
記憶に残る〈映画の名セリフ〉をイラストレーションとともに紹介する本シリーズは、「キネマ旬報」で1973年から23年のあいだ断続的に連載され、全7巻の単行本にまとまり長年映画ファンに愛されてきた。今回オリジナルのまま再現した本体を函に入れた特別仕様で復刊、各巻に書き下ろしエッセイを掲載した栞を付す。【第1巻栞書き下ろしエッセイ=村上春樹】
*続刊は『お楽しみはこれからだPART2』

感想・レビュー・書評

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  • 実は、手放してから文庫にならないかと思ってズ~っと待っていたのですが、、、愛蔵版!

    和田誠さん、きっと『お楽しみはこれからだ』 。本当にありがとうございました。|さとなお(佐藤尚之)|note
    https://note.com/satonao310/n/na7f4f663156d

    『お楽しみはこれからだ』和田誠 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163333601

    愛蔵版 お楽しみはこれからだ|国書刊行会
    https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336073006/

  • 言わずと知れた映画の名セリフを洒脱なイラストとともに。キネマ旬報の長期連載だったコラム。47年ぶりの復刊。

  • 映画好きな人のお話は面白いです(^^)素敵なイラストもついていますしね。オリジナルに箱をつけたくらいの変更のようですが、最終巻に総索引が欲しかったなあ・・。当時のキネ旬は面白かったですね。

  • 「キネマ旬報」に20余年にわたり連載されたものらしい。
    全7巻が愛蔵版として函入り特別仕様で復刊したので手にしてみた(もちろん図書館で借りて)。

     紹介されている作品が年代別に並んでいるわけではないが、さすがに連載開始当時(1973年)の第1巻は、作品が古い。知らない作品、名前は知っているが観てない、観ていてもTVのロードショーをチラ見程度。作品として見た覚えがあるのは『俺たちに明日はない』、『第三の男』くらいか(それも遠い記憶だ)。

     また時間があれば2巻以降も見てみよう。
     なにしろ、“お楽しみはこれからだ!(You Ain’t Heard Nothin’ Yet!)ってことだから。

     そうそう、“映画の名セリフ”を紹介していくエッセイなんだけど、原語での(主にハリウッド映画だから英語での)セリフも書いておいて欲しいな(ところどこにはある)。当時は、DVDもなく字幕設定も切り替えができなかったので難しかったろうが(和田さんも冒頭で、字幕から読み取ったものになる、と言い切っている)、今の時代に愛蔵版として復刊したなら、編集脚注でいいので補完しておいてくれたら完璧だったのに。惜しい。

  • 1975年に刊行された本の愛蔵版で47年ほど経過してから再発完となった。

    愛蔵版には栞として、村上春樹の追悼文がついてくる。
    なかなかいい話が書かれている。

    原作としてのドライブマイカーの作者とイメージが合わない。
    栞の文章は良いね。

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著者プロフィール

一九三六年大阪生まれ。多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)卒業。
五九年デザイン会社ライトパブリシティ入社。六八年に独立し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしてだけでなく、映画監督、エッセイ、作詞・作曲など幅広い分野で活躍した。
六五年創刊の雑誌「話の特集」アート・ディレクターを務める。
講談社出版文化賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、毎日デザイン賞など受賞多数。
七七年より「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当する。二〇一九年死去。

「2022年 『夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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