運命と自由 (西尾幹二全集 22巻A)

  • 国書刊行会 (2024年10月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (656ページ) / ISBN・EAN: 9784336073808

作品紹介・あらすじ

著者の処女作『ヨーロッパの個人主義』の副題「人は自由という思想に耐えられるか」は著者のいわば根本テーマで、本巻の「あなたは自由か」で追究され、確かめられた。

本巻第一部『あなたは自由か』の冒頭に「自由は不自由の自覚にはじまる」と書かれている。これは本巻における運命の概念と同一である。つまり運命と自由は正反対の概念で、同時に論じることは不可能なはずだが、著者はこの矛盾を承知し、自己の論が破綻していることに気づいている。もし運命と自由を同時に追究すれば、自己破産し、ときに危険が身に及ぶ際どさがあることに気づいてもいる。けれども運命と自由はどうしても切り離せない。単なる省察ではなく行動を伴った自己認識に及ぶなら、体験外体験が予想され、際どさは先鋭化されるであろう。

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著者プロフィール

西尾 幹二(にしお・かんじ):1935年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学者、評論家。著書として『国民の歴史』『江戸のダイナミズム』『異なる悲劇 日本とドイツ』(文藝春秋)、『ヨーロッパの個人主義』『自由の悲劇』(講談社現代新書)、『ヨーロッパ像の転換』『歴史の真贋』(新潮社)、『あなたは自由か』(ちくま新書)など。『西尾幹二全集』(国書刊行会、24年9月完結予定)を刊行中。

「2024年 『日本と西欧の五〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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