恐ろしく奇妙な夜 (奇想天外の本棚 5)

  • 国書刊行会 (2023年1月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (378ページ) / ISBN・EAN: 9784336074058

作品紹介・あらすじ

「虚構と現実のあわいに君臨する異能の作家。」(山口雅也)

「人形は死を告げる」「つなわたりの密室」「殺人者」「殺しの時間」「わたしはふたつの死に憑かれ」「恐ろしく奇妙な夜」の6編を収録した、『赤い右手』の作者ジョエル・タウンズリー・ロジャーズによる中短編傑作集。
【アラート】ネタバレの恐れがあるのであらすじ等は一切書きません。

《目次》
【炉辺談話】 『恐ろしく奇妙な夜』(山口雅也)
人形は死を告げる
つなわたりの密室
殺人者
殺しの時間
わたしはふたつの死に憑かれ
恐ろしく奇妙な夜

感想・レビュー・書評

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  • 70~80年前の中短編サスペンス集。筆者ロジャースは、ハーヴァード大学出身の秀才であり、そのサスペンス作品群は近年復刻が進んでいる説明にあった。
    なるほど、私が学生時代読んだサスペンス作品に臭いがしたはず。

    6編の中短編が掲載されており、いずれも現実と虚構の間にあるグレーゾーンで読み手を綱渡りしているようなふらつき感の空間に泳がせるような技が冴えている。
    種明かしをすると【それはないだろう】とか【現実性に欠けるなぁ】と感じるのもあったけど、それも遊びの内として。。。。。

  • 2023/06/21読了

  • 『赤い右手』の著者の中短編集。
    ミステリやサスペンスのほかSFチックな作品もあり、何が起こっているのか読者にわかりづらい構成、熱に浮かされたような幻想的な語り口で物語に引きこまれてゆく。続けて読むと飽きるがこの著者独特の雰囲気を十分楽しめる作品集である。

  • 最初の短編は面白かったが、あとのははじめの方でネタがわかってしまい、さらにドンデン返しがあるといいなと思ったがなかった。発表当時は画期的だったのかも知れないが。

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著者プロフィール

Joel Townsley Rogers(1896-1984)
アメリカの大衆小説家。ミズーリ州に生まれ、87歳で歿。ハーヴァード大学に学んだ秀才として知られる。大学卒業後海軍航空隊に2年間入隊し、除隊後各種パルプ雑誌に数多くの作品を発表、晩年まで作家活動を続けた。作品分野はミステリ、サスペンス、ホラー、SFなど多岐にわたり、軍でのパイロット経験を活かして航空冒険小説も手掛けた。最も有名な小説は1945年の長篇ミステリ『赤い右手』で、英語圏でこんにちまで版を重ねると同時に日本を含む諸外国で翻訳され、1951年にはフランス推理小説大賞を受賞した。他の長編にはOnce in a Red Moon(23)、Lady with the Dice(46)、The Stopped Clock(58)があり、いずれもサスペンス・ミステリで、忘れられた中短篇の秀作群とともに近年復刊が進んでいる。

「2023年 『恐ろしく奇妙な夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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