長距離漫画家の孤独 通常版

  • 国書刊行会 (2022年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784336074232

作品紹介・あらすじ

『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』で知られる
アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による早すぎる自叙伝、登場!

2001年から20年以上、ずっと注目してきた作家は、
今やグラフィック・ノヴェルの押しも押されもせぬ巨匠となった。
それなのにこの謙虚さ、慎ましさ、笑ってしまうほどの卑屈さ!
年を経ても変わらぬこの作家のエモさの正体が見えた気がした。
           江口寿史(漫画家・イラストレーター)

*海外漫画賞の最高峰、アイズナー賞の2部門受賞(最優秀自伝賞・最優秀装幀賞)!
*A24&アリ・アスター(『ミッドサマー』監督)のプロダクションによるアニメ化決定!

(本書は初版と装幀仕様が異なる通常版となります)


洗練されたグラフィック・ノヴェルと「ニューヨーカー」誌のカバーで知られ、代表作『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』が映画化(ジャック・オディアール監督『パリ13区』4月22日日本公開)されるなど、いまアメリカで最も活躍している漫画作家エイドリアン・トミネ。彼がいかにして数多の屈辱・災難を乗り越えてグラフィック・ノヴェリストとして名声を築いたかを、ユーモア溢れるほろ苦いタッチで描く傑作回想録が登場!


*長距離漫画家たちが本書へ寄せる言葉

「心を込めて美しくつくられたこの作品を通して、エイドリアン・トミネは、私がもはや関わるのに耐えかねている某業界をこの上なく正直かつ鋭い視点で描いている」
――アラン・ムーア(『ウォッチメン』『フロム・ヘル』)

「漫画家の“華やかな”人生の裏にある、痛いほど正直な、たびたび爆笑を誘う視点。トミネは、自意識がふくらんでいく中での、人生のストレスや困惑、素晴らしい業績を題材にしている。トミネ・ファンのみならず、漫画家を目指すすべての人の必読書だ」
――リチャード・マグワイア(『HERE ヒア』)

「終わりまで一気に読んでしまった。人生のとびきり不快な瞬間(おいしいネタから、爆笑ものの話やじんとくる話まで)を分かち合ってくれるトミネの飾らない姿や意欲が、勇敢に生きることを思い出させてくれる……『ダメでもともとだろ?』と」
――リサ・ハナウォルト(『コヨーテ・ドッグガール Coyote Doggirl』)

感想・レビュー・書評

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  • 作品紹介を読むと、アメリカン・グラフィック・ノヴェルの最先端を走り続けた、気鋭の作家による自叙伝のコミック、のようですが
    びっくりするほど冴えない、ほろ苦くやるせない、失敗続きの日々の約20年を回想する、日本で言うところのコミックエッセイのジャンルに当たる作品だった
    作家さん本人が、愛用のモレスキンのノートにこの漫画を綴り始めるところで終わる、実際のモレスキンを模した装丁とノート紙に印刷されたコミックで、読み終えるとその入れ子構造がとてもミニマルで可愛らしい(お値段はやや可愛くないけど)
    ちなみに、限定版の装丁は実際のモレスキンノートのゴムバンドが付いているものであったらしい 文具好きの装丁好きにはたまんない趣向ですが当然のように品切れで残念です
    アリ・アスター監督のプロダクションによるアニメ化企画があるようですが、是非観たい! 似合う! と確信する反面、このコミックの内容を鑑みると上手くいかんことになりそうな気配もめちゃくちゃする どうか頑張ってください…

    また、直近で読んだ『絶望読書』に通じる作品のようにも感じた じんわりとした、卑屈な嫌さの身近なダメダメぶりがこれでもかと続くので、精神が参っている時に読んだら、高名なグラフィック・ノヴェル作家ですらこうなのか…と味わい深い心地になれそう いや、嫌すぎて駄目な方向に共感して凹んでしまうだろうか

  • この作者にしてあの作品あり!素晴らしい自伝!

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著者プロフィール

Adrian Tomine
1974年カリフォルニア生まれ。現在ブルックリン在住の日系4世。カリフォルニア大学バークレー校では英語文学を専攻。コミック作家として〈オプティック・ナーヴ〉シリーズを描き続けるかたわら、イラストレーター、アーティストとしても活躍。インディーバンドのアルバムジャケットから「ニューヨーカー」誌の表紙まで数多く手掛ける。著書に32 Stories(1998)『スリープウォーク』(98、邦訳プレスポップ刊)、Shortcomings(2007)などがある。

「2022年 『長距離漫画家の孤独 通常版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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