- 国書刊行会 (2023年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (428ページ) / ISBN・EAN: 9784336074836
作品紹介・あらすじ
誰も見ることのできなかった、幻のテレビドラマがついに! 名作ドラマシリーズ『ふぞろいの林檎たち』幻の第5部、新発見の『男たちの旅路』の未発表回、未映像化の2時間サスペンスドラマなど貴重なシナリオを一挙収録。『ふぞろいの林檎たち』放送40周年記念。
*1983年より始まった青春群像ドラマの傑作シリーズ『ふぞろいの林檎たち』。第4部(97年)で完結とされていたが、なんと幻の第5部が存在していた!――第1部〈落ちこぼれ大学生篇〉第2部〈社会人奮闘篇〉第3部〈人生の転機篇〉第4部〈若者たちとの邂逅篇〉につづく、四十代の葛藤を描く完全未発表作『ふぞろいの林檎たちⅤ 』前・後篇(2002年)。
*鶴田浩二・水谷豊・桃井かおり出演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズ(76-82年)、その第4部の2話から登場しなくなる水谷豊がなんと出演し続けるバージョンがあった! 新発見された完全未発表にして異色エピソード〈オートバイ〉(79年)。
*山田太一がなんと2時間サスペンスドラマを書いていた!――平凡な夫婦がまきこまれる奇妙な犯罪譚『今は港にいる二人』(82年)
*附録として、山田太一が初めて書いたシナリオ『殺人者を求む』(58年)を収録。
感想・レビュー・書評
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ドキドキハラハラするだけが面白いテレビドラマかと思いきや、Ⅴを読み終えると第一話のコンパの場面から結末まで実は複数の糸が全部繋がっていたことがわかる。なんたるドラマツルギー、純文学の大家の長編小説の最終編を読み終えた気分。
今となっては設定年齢を大幅に過ぎていて、出演者が揃っても映像化できないが、ぜひテレビドラマとして観たかった!
山田太一の節回しが久々に脳内で、しかも中井貴一や時任三郎、柳沢慎吾の声で再生され、自分も前向きだった20年前に遡った気分になれた。出版に感謝。 -
山田太一脚本のドラマはずっと好きだったこともあり、確か死去のニュースの後にこの本を買ってようやく読んでみたが、こんなに面白いとは思わなかった。もう無理だけど、ふぞろいも男たちの旅路も映像でも見たかった。
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パート1は確か中学1年生だったかと
マセた中坊だったのか、毎回楽しみに観ていて、ちょうどその時通っていた英会話教室の先生とこのドラマの話になり、「東京の大学生は楽しそうでいいな〜って思っちゃうよね」と寂しそうに話していたのを思い出した
山田太一が亡くなったと知り、思い出したように買ったけど、なかなか読む時間がなくて眠ってた一冊
幻となったパート5は回想シーンあふれる見事なシリーズ完結編
役の俳優が分かるだけに、読みながらシーンがイメージ出来ちゃうのがホント楽しくて、最後はドラマを観終わったのと同じ感動を味わえました
著者プロフィール
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