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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784337220034
作品紹介・あらすじ
思春期の読者が自分と他人の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学ぶことができるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、柔らかいイラストやマンガを通して、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を1つずつ丁寧に紹介していきます。第3弾のテーマは「好きのありかた」です。
感想・レビュー・書評
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イルカは特別な相手とは身体を触れ合ったり、呼吸を合わせて泳いだりする。その相手は異性とは限らない。そういう生き物はたくさんいる。人間も同じ。だけど、その「好き」のあり方を馬鹿にしたり問題視したりする動物は人間だけ。
あなたの「好き」はどんなかたち?
「好き」のあり方に決まりなんてない。
自分の好きのあり方も、周りの人の好きのあり方もどちらも認めて大切にできますように。
LGBTQについてとても丁寧に掘り下げて分かりやすく書かれている一冊。
自分はアロロマンティックでアロセクシュアルでヘテロロマンティックでヘテロセクシュアルだと思って今まで生きてきました。しかしより深く掘り下げていくと、その好意の示し方や好きのあり方、どこを目指すのかを考えた時に、自分のことをこうだと思っているのは、実は置かれた環境に左右されている部分も多いのではないか?という考えがふと頭をよぎりました。
自分の子どもの頃と比べて、今はそういった環境操作という部分がだいぶ薄れているのもあり、その分より細分化されてきているのだなあと感じています。元々あったけれど蓋をされてきたものが露見されてきて、じゃあそれに対応していくにはどうするのがいいだろうか?を考えさせられる一冊でした。
子ども達は私の生きてきた時代とは全く別の時代を生きているので、次世代を育てている身としてこういった情報はきちんと取り入れていく必要があると強く思います。
一貫して伝えていることは、自分とは違う考え方や生き方を馬鹿にしたり否定する権利は誰も持っていないということ。 -
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11538067 -
第1章 好きってなんだろう
第2章 みんなが気持ちよく過ごすために
第3章 性の多様性ってなんだろう -
すごくわかりやすいし、イラストも多く読みやすい。勉強になる。
著者プロフィール
佐々木掌子の作品
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