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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784337310124
作品紹介・あらすじ
話したくない。6年生で被爆してから59年間、心の奥底に閉じこめてきた原爆の記憶。おじいちゃんは、その暗く重い記憶をいかに開き、語り部となっていったのか。そのきっかけをつくった孫は、祖父の語りをどのように聞いたのか。人類史上初となる広島の惨禍から75年が過ぎ、次第に失われつつある原爆の記憶を、祖父と孫それぞれの成長に重ねながら記録するノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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森政忠雄さんご本人からの推薦で入手。本人がおっしゃる通り、講演内容がほぼそのまま含まれ、語り部になるにいたった敬意と葛藤まで語られています。開戦や原爆投下に至る経緯まで語る方は語り部としては珍しいとのことです。孫目線の部分も多く、言葉も平易で読みやすいです。講演には行きたがらなかった小6娘もあっという間に読んでしまいました。
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11歳の時に原爆体験をした祖父。そのあまりにも辛すぎる経験を誰にも語らずにきたが、孫からのお願いで被爆体験を語りだす。戦後も60年を過ぎ、戦争への記憶も関心も薄れていく。小学生が「戦争は何分で終わりますか?」と聞いてきた、という質問はなかなか衝撃的。だからこそ、この方のような語り部は必要だろう。もう二度戦争をしないために。
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体験を話すこと、誰にでもできることだけど、誰にでもできることじゃない。
それはとてもエネルギーが必要で、ものすごく勇気のいること。
話すことで、もう一度その場を体験しなくてはならないのだから。
でも話すことで、それをもう一度体験することで、自分の中の整理もできてきたりする。
話したときにどう受け止められるかということも、話した側にとってはとても大事なことで、きっとお孫さんの自由研究は、おじいさんにとって、話してよかったと思えることだったのだろう。 -
子供向けに読みやすく物語風にはなっているが、語られていることは全て事実。広島に関りのある自分にとっては沢山の子供たちに読んでほしい内容。実体験を持つ人は現在ほぼ80歳を超えており、きちんと記録を残していくべきこと。
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夏休みの自由研究を、広島の小学校で学んだ原爆について行うことにした友紀子。おじいちゃんが「被爆者」であることを知った彼女は、実際に話を聞きますが…。おじいちゃんが語ったのは、友紀子と同じくらいの年齢で体験したおそろしい出来事でした。59年間これまで話すことのなかった体験を友紀子に語ったことをきっかけに、語り部として伝えていくことが天命だと思ったおじいちゃん。ただ悲惨さを伝えるだけでなく、実際に起こった出来事として実感してもらえるように…と、語り部として活動を続けています。
著者プロフィール
横田明子の作品
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