そして、トンキーもしんだ

  • 国土社
4.15
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本棚登録 : 217
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784337330061

感想・レビュー・書評

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  • 上野動物園が戦時中、猛獣や動物を命令によって殺さなくてはならない中、可愛がっていた飼育員達は辛くて手を下せない。ゾウのトンキーが最後まで、エサをもらおうと、ヨロヨロになりながら芸をする姿に涙が止まらない…。戦争の犠牲になったのは人間だけじゃない。

  • 戦争中の上野動物園の話
    子供は本当にあったことなのかと驚きながら読んでいました。
    上から言われたことは絶対の今とは違う時代の話なので、子供はピンときていませんでしたが、こんなときも日本にはあり、戦争が恐ろしいものだということを違う角度から伝えながら読むことができました。

  • 第2次世界大戦中の上野動物園でのおはなし。

    動物園が空襲に遭い、猛獣がおりから出てしまうことを想定し、上からの命令によって飼育員が殺さねばならない、というむごいことが、過去にあったそう。

    「かわいそうなぞう」を子どものころに学校の教科書で習いましたが、「そして、トンキーもしんだ」の方が、もっと詳しく書かれています。

    愛情を注いできた動物たちを殺さねばならなかった飼育員たちの心情、必死に生きようとするゾウにホロリとさせられました。

    戦争は、人だけではなく、動物たちにも悲しい思いをさせるのですね。

  • り。1071
    5y7m
    いつだか知らないけど保育園で読んだらしい
    くもんの推薦図書になってて知った
    ちなみに「これは面白かった!」ってやつはなく、「あんま面白くくないな」ってやつばっかりだそう

  • 最初のページぞうと子ども達がつなひきしてる絵が好き。こんな時代があったと今の子ども達に紹介したら目を丸くするだろう。
    最後のページの日の丸の旗を振る小さなぞうのイラストも愛しくて、文章と合わせると痛々しくて涙が出る。
    声も出せない自然界の動物がこうして人間の醜い戦争の犠牲になった。

  • 戦時中に動物園に殺処分命令が出されました。

    その理由は爆撃を受けて檻から逃げ出した猛獣が暴れる恐れがあるというもの。

    それと食料不足。

    でも、これは表向きの理由で本当は人気のある動物を処分することで国民の戦争への意識を高めようとしていたとのこと。

    戦争のこわさの一つは、このようなことを考えたり実行する環境や状態になるということだと思いました。

  •  
    ── たなべ まもる/かじ あゆた・絵《そして、トンキーも死んだ ~
    子が父からきく戦争童話 198211‥ 国土社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4337330062
     
    <PRE>
     ジョン     象 19...... .... 東京 19430829 ? /餓死
     ワンリー    象 19...... .... 東京 19430911 ? /餓死
     トンキー    象 19...... .... 東京 19430923 ? /餓死
    </PRE>
    …… ここでは、動物殺処分の命令の本当の意味が書かれています。
     目的は国民に動物たちを殺すことで、この戦争がどんなに大変になっ
    ているか国民にわからせるためだったそうです。
    http://utatanenikki.com/blog-entry-280.html
     
    ── 土家 由岐雄/小林 和子・画《かわいそうなぞう 198206‥ 金の星社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4323010273
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19480619
     応答忌 ~ 桜桃忌と白百合忌 ~
     
    (20160219)
     

  • くもんB2推薦図書

  • 小さい子供に見せたい本です。

  • 「かわいそうなぞう」を読んだときに前に読んだことがあると思ったのは、こっちの本だったようだ。
    このタイトルなら記憶にある。

    動物を殺したのは暴れたら大変というのもあったけれど、可愛がっている人気者のゾウまで殺さないといけないというのが戦争なんだというのを国民に知らしめるためだったとか。

    作者のあとがきには、動物を死なせて可哀想と思うことだけが大事なのではなく、動物まで殺さなくてはならない戦争を憎むべきだ、と。

    巻末には戦時中の年表も載っている。

    泣ける。

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