のんのんのんたとちびうさぎ (えほんらんど 4)

著者 :
  • 小峰書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784338007047

感想・レビュー・書評

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  • H27.11.19 おはなし会 こばと学級

  • きつねののんたはのろまで、いつもバッタくらいしかエサを取れなくて群れの仲間にバカにされて、のんのんのんたと呼ばれていた。
    あるとき、うさぎを獲ってやろうと、茂みに潜んでいるとかくれんぼをしているうさぎがのんたの腕の中に飛び込んできて、しー、と言った。
    のんたは群れの仲間にうさぎを獲ったことを報告するが、あけびの実くらいしかない小さなうさぎを見てみんなは笑う。
    ボスはうさぎにたくさん食べさせて太らせてから持って来いと言う。
    のんたはうさぎにエサを与えて一緒に生活するようになった。
    最初のころはうさぎにサッカーを一緒にしようと言われても、エサと一緒になんか出来るか、と相手にしなかったけれど、うさぎがだんだんと大きくなってからは仕方なく一緒にサッカーをした。
    うさぎはたくさん食べてどんどん大きくなったが、ボスにはたくさん食べさせているがちっとも大きくならない、と報告していた。
    あるとき。群れのきつねがのんたの家の傍を通ったときに、家の中から楽しそうな声が聞こえてくることに気が付く。
    中を見るとのんたとうさぎが楽しそうにサッカーをしている。
    それを知ったボスは怒って明日うさぎを連れて来いと言う。
    その晩、のんたはうさぎを連れて家を飛び出した。
    途中で群れの仲間に気付かれて追い掛けられるが逃げて逃げて、川まで逃げて川に飛び込んだ。
    群れはそれ以上追っては来なかった。
    小さいうさぎは大きくなってお嫁さんをもらってたくさんの子供を産んだ。
    家の前では子供たちはサッカーをしている。
    すっかりおじいちゃんになったきつねは、あの森のことをたまに思い出すのだった。

    ハッピーエンドっぽいけれど、おじいちゃんになったのんたが哀愁漂う。
    のんたはお嫁さんをもらえなくて、うさぎの中で1匹で暮らしているのが悲しい。

    絵は油絵っぽくて味があっていい。

  • のんたはちょっとどんくさいキツネ。
    ちいさなうさぎを捕まえたので、大きくしてから食べようと思っているのですが、、、
    サッカーしたり楽しい日を送るうちに情がうつってキツネの追っ手から一緒に逃げます。
    おじいちゃんになったのんたは
    うさぎとたくさんのこウサギと幸せに暮らしました。
    子ウサギに往年のサッカー名プレイヤーの名前がついてて笑える。

    絵に力があって、一枚一枚ストーリーが見えるのがすばらしい。
    昔の絵本はぎゅっと絵本のエッセンスが凝縮されているなあ。

  • 2年生にも読んだ

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著者プロフィール

小野かおる 東京に生まれる。東京芸術大学卒業。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員。絵本に「ねずみのおよめさん」「るー きったん」(「こどものとも年中向き」2013年8月号)、挿絵の仕事に「ゆびぬき小路の秘密」(以上福音館書店刊)などがある。

「2018年 『やねはぼくらのひるねするばしょ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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