- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338081610
作品紹介・あらすじ
あさおきて、かおをあらう水。うがいをしたり、のんだりする水。水とはどんなものなのでしょう? 生活の中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきかっけをつくる、科学する心を育む絵本。かこさとしさんが手がけた最後の絵本。
感想・レビュー・書評
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科学を身近に感じさせてくれる先生、加古里子氏による最後の絵本です。
普段気にもしないことの多い水について、真剣に丁寧に説明されています。
年齢を問わず、役立つ一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かこさとしさんの優しい絵と一緒に読みました。
絵が可愛いのと、料理が美味しそうなのと。内容もすごく共感できるものばかり。普段なら容赦なくネタバレしちゃうんですが、これはみんなに読んでほしいです。 -
読了年齢:8歳
本の選択:母
市立図書館から借りて読み。
裏表紙の絵が気に入った。
前半は水がどのような事に使われているか、後半は水が水蒸気となるさまや気温が低いと氷になるなどの水の原理の話となっている。
後半の話の方が楽しかったようだ。 -
かこさとしさんの最後の絵本。
1、水蒸気や氷に変わる性質
2、栄養を運んだり、病気を防ぐ性質
3、地球の温度調整をする性質
について順に説明されています。
そして、水を大切にしようというメッセージを伝えています。
『みずとはなんじゃ?』というタイトルや表紙の絵から受ける印象より、ずっと重い内容です。 -
就学前のキッズにプレゼントをと、書店で相談したところ、一番のおすすめ!と、紹介してもらったのが、この本。
かこさとしさんの晩年の作とのこと。
みずの、氷、水、水蒸気と変わる性質や、動物や植物の命の維持に重要な役割があること、地球が生物が命を育む上で欠かせないものであることを、わかりやすいイラストの数々や、見開きページいっぱいには広がるいくつかの美しい絵で表現。
音読しながらせっせと読み進めるキッズが、「あぁ、水たまりのみずがどうして小さくなって、なくなるんだろうと思ってた!」と言っていたので、身近な水の存在を意識するいいきっかけになったみたいです。
本の扉には、生物の進化を表した絵も。細かなところにも正確な情報を伝えようとこだわるかこさとしさんらしい、いい本でした。 -
NHK プロフェッショナル仕事の流儀
でこの本が作られていく様子を見たので
気になって図書館で借りた。
文章は言葉が優しくてわかりやすい。
絵もあったかい気持ちになる。
いまはおっきくなりすぎて無理だけど
この本は、子どもを膝に乗せて
一緒にじっくりじっくり、
絵を細かくみたりして、
色んな発見をしながら、
読みたかったなと思った。
子育て中の親子におすすめしたい。
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水の大切さ、水の役割を知りました