みずとは なんじゃ?

著者 :
制作 : 鈴木まもる 
  • 小峰書店
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本棚登録 : 93
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338081610

作品紹介・あらすじ

あさおきて、かおをあらう水。うがいをしたり、のんだりする水。水とはどんなものなのでしょう? 生活の中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきかっけをつくる、科学する心を育む絵本。かこさとしさんが手がけた最後の絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 小さな子にも伝わるように、ことばや文字を優しく表現された、かこさとしさんの気持ちと、すずきまもるさんの挿し絵の中の隠れた「かこさとし」に、胸がいっぱいになってしまいました。

  • みずの大事な素晴らしい性質をこどもたちにもわかり易い例え、絵を使って描かれています
    そして最後にその大事な素晴らしいみずの力を守れるように努めましょうとしめくくられています

    大事な素晴らしい性質を知ったあとに
    みずを汚さず、みずの力を守りましょうというメッセージは
    子どもたちに伝わりやすいと思いました^^*

    絵・鈴木まもるさん 大好きな『せんろはつづく』シリーズ、『ピン・ポン・バス』などの作者さん

  • 2018年のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」かこさとしさんの回で、この絵本の作成についての場面があり、印象に残っていた。

    あさ おきて、かおを あらう みず。
    うがいを したり、のんだりする みず。
    はなや うえきの ねもとに
    そそいでやる みず。
    みずとは、いったい
    どんな ものなのでしょうか?
    (カバーそでより)

    書店で新刊ぱらぱらよみ、いいなぁと思った。
    幼い子向けの科学の絵本なので、「すいじょうき」などの言葉はやかんのお湯やラーメンのゆげで表現されていて、とてもわかりやすい。
    体のなかの水なんて、意識したこともなかったけれど、ああそうだよなぁと気づかせてくれる。
    ところどころに、かこさとし作品のキャラクターが出てきて和んだ。
    さりげなく登場するねこもかわいい。
    環境問題まで視野が広がると説教くさくなるのが普通なのに、それもあまり感じない。
    教文館ナルニア国の鈴木まもるさんの講演会とサイン会「『みずとはなんじゃ?』ができるまで」に参加、絵本も購入。
    「ひらめいちゃった」のは、鈴木まもるさんがかこさとしの作品にふれてきたからで、だからとてもうまく調和のとれたすてきな絵本になったのだなぁと感動しました。

  • 亡くなったかこさとしが最後に構想を練った絵本。加古さんと打ち合わせを重ねた鈴木まもるが絵を担当して完成したとのこと。いつも良い本をありがとう、加古さん!

  • かこさとしさんの文章と下絵、とても興味深く読み終わりました。「みず」の尊さが滲み出ている絵本。

  • かこさとしさんの最後の絵本。身近な水や氷の話から、水の性質、人間との関わり、地球への影響など、だんだん大きな視点になり、「水」の全体像がよくわかる。鈴木まもるの絵もかこさとしの作品の魅力をあますところなく伝えている。大地の昼、夜の地球の描き方が、かこさとしの作風へのオマージュの様。学習の前後に読むのにも適している。

  • 4歳2ヶ月

    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯
    またよんであげたい ◯

    〈子〉
    初回からくいつく
    何度も読む

    かこさとしさんの最後の作品。
    4歳にはまだ難しい内容で、当然ながら息子は興味を示さなかった。
    でもいつかまた読んでほしいな。

  • 最後の海のページがすごく素敵!
    しばらく開いて飾っておこう☆

    かこさとしさんの最後の絵本
    絵本だけど、大人が読んでも十分な知識量なのは、さすがかこさんです

  • 11/21話題の書 加古里子さん遺作

    11/21の毎日新聞「加古里子さん遺作『みずとは なんじゃ?』完成に執念燃やした姿」で大きな反響

  • かこさとしさんが逝去されて直ぐに放送されたNスペでこの作品づくりが進んでいることを知って気になっておりました。予想外に早く出版されてちょっとびっくり。
    鈴木まもるさんのまるまる感のある絵が優しさに満ちていてとても好き。

    科学絵本だけあってふわふわふわっと読めるものではないけれど、これがこうなったらあんな風になる、とか、これがこんな風なのは、何故か、ということを面白い比喩と絵で表現。大切なところが繰り返されているところも科学絵本ならでは。噛み砕くように一つのことを説明するための工夫のヒントもいただけました。

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著者プロフィール

加古里子(かこ さとし、1926年3月31日 - 2018年5月2日)
福井県越前市(旧・武生市)生まれ。8歳から東京都板橋区で育つ。成蹊高等学校(旧制)を経て東京大学工学部応用化学科卒業後、昭和電工の研究所に勤める。工学博士、技術士の資格を取得。勤務のかたわら困難を抱えた人々に寄り添うセツルメント活動、児童向け人形劇、紙芝居などの活動に従事自作の紙芝居が福音館書店の松居直の目に留まり、59年に絵本『だむのおじさんたち』でデビュー。
1973年に会社を退職後、ニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動に励みながら、物語絵本、知識絵本、童話、紙芝居など非常に多くの作品を記した。特に自然科学の専門知識を活かした「科学絵本」の開拓者・先駆者となる。2008年菊池寛賞、2009年『伝承遊び考』で日本児童文学学会特別賞をそれぞれ受賞。
50代で緑内障を患って以来左目はほとんど見えず、近年は持病の腰痛もあって車椅子生活が続いたが、創作意欲は全く衰えず、1月には「だるまちゃん」シリーズの新作を刊行。亡くなる前日まで、届いたファンレターの読み上げを聞いていたという。

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