はるかな空の東 クリスタライアの伝説 (新こみね創作児童文学)

  • 小峰書店 (1996年1月1日発売)
4.37
  • (43)
  • (22)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 193
感想 : 27
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784338107082

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古い読書履歴より。

    「千年の女王」と「千年の歌姫」である、双子のトーヤとナル。
    人間界で育てられたナルは、王国の危機を救うためにトーヤのもとへと導かれる。美しい音色を奏でるフルートを、歌姫の武器として携えて。

    というがっちがちのファンタジーです。中学生時代はこんなの読んでたんですね恥ずかしい。
    でも、こういうロマンチックすぎていまじゃ真剣に読めないお話を、食い入るように読んでいた時代はある意味でわたしなりの花園であったのかもしれませんねえ。

    村山さんのファンタジーは、「シェーラザードひめの冒険」とかも面白い。青い鳥でかなり長いシリーズで出ているのですが、後年になりお姫様の子供たちが活躍するお約束なパート2も出ているところが、王道を裏切らないねって思う。
    子供向けの勧善懲悪ではありますが、その理屈が綺麗事だけじゃなく生きることの不条理や理不尽もしっかり呑んだうえで、一本筋を通した結論に結び付いているので、大人が読んでもデウスマキナ感覚はあまり覚えず納得できる。

  • 偶然見つけて。
    最初読みにくいと思ったけれど、徐々に世界に引き込まれました。
    もっと伝承とか詳しく知りたい感じです。
    文庫の方に後日譚があるようだけれど、残念ながら図書館にはありませんでした。

  • 20年前に発行された作品です。作者自身による挿絵のタッチも相まって、懐かしい雰囲気に溢れています。この懐かしさは20年前のエンタメ作品を知っている者の感覚でしょう。(20年前でも懐かしい感じがしたのかも知れません。20年前の段階で既にお馴染みとなっている感覚なのかも)しかし20年を経た今になってこの作品が文庫化されたのです。現在の新たな読者の目にはこの物語はどのように写るのでしょうか。
    異世界ファンタジーの魅力的な要素がこれでもかと詰め込まれています。善神と邪神の争いの伝説、歌により人々を癒す歌姫、邪神を復活させようとする魔女、囚われの姫と人間世界に避難させられた姫、目覚める秘められた力などなど。それはきっと作者が描きたいことを全て詰め込んだ結果なのではないでしょうか。だからと言って全体が大味になることもなく、広大の世界観の中で行なわれた事件と物語という形がしっかりと見えます。きっとまだ語られていない物語がこの世界にあるのだろうという気にさせられ、物語の終わり以降の広がりを感じます。
    その世界観の確実さはは時代を超えるものだから、きっと今の読者の心にも響くものとなるのでしょう。そしてこの文庫化が成功したならば、20〜30年前の様々なファンタジー作品の復刊も期待したりもするのです。

  • 文庫を読む前にまずはこちらを。
    ハードカバーの重さがなんだか心地いい。
    ハヤミもナルも、サーヤも、魔術師のみんなも、なんて魅力的。
    邪神の恐ろしい企みに立ち向かうみんな。
    トーヤの心映えや覚悟も美しい。
    音楽の力も心をうつ。
    さぁ、次は文庫版で楽しもう。

  • 子どもの頃読んで未だに忘れられず最近購入して再読。
    ある国に双子の王女が産まれる。
    王女達は世界を導く者と予言されるが、、

    異世界だとか、伝説だとか、実はお姫様だったとか、世界を救う救世主だとか子どもの頃はいつか自分もそういう存在になるんじゃないかって夢見てたけど未だ何も起こらず。

    大人になって読んでもこの本の世界観は好き

  • 小さい頃に図書館で出会って、それ以来何度も読んでいます。
    不意にふっと読みたくなる。そして読むたびに好きだなぁって思う。
    わたしの原点。大好き。

  • 「ルリユール」のあとがきを読んで、図書館で借りてみた。作絵は村山早紀さんご本人。
    大怪我をした前の記憶がない少女が主人公のファンタジー。
    歌や音楽が風に乗って人を癒していく様にこちらも癒される。
    主人公を取り巻く人たちもそれぞれ色々な想いを抱えていて、悪役も単純な悪ではないからこそ物語に引き込まれたような気がする。
    ラスト、色々なことを乗り越え、これから続いていく旅を想うと胸にぐっと来るものがある。
    素敵な物語でした。

  • 村山早紀さんの本の中で、大好きな一冊。

  • 原点です。村山早紀さんの綺麗なファンタジー大好き。

  • ※再読中

  • 村山早紀作品の中で1番好きな本。
    2000円もするのに小学生の頃、おこづかいをはたいて買った記憶があります。

  • これは、いろいろすごかった覚えがあるのですが、小学校のころにしか読んでないので詳細はあまり覚えてない。
    フルート、吟遊詩人(名称を忘れました)

    始まりの始まり、故郷である異世界に戻って来ざるを得なかった主人公へ、友達からラジオでの最後となるメッセージが、すんごく印象的だった。
    あとは、吟遊詩人のお姉さん。リュートを奏でる人。
    称号の受け渡しが哀しかったですねー。

  • 私の原点そのに
    やっぱり小学校の時図書館から借りてきました。
    絵が綺麗だからと読み始めたら世界観にどっぷり浸かって…。今や心の一冊です。

  • 中学生の頃読んだ本。異世界ファンタジー。

  • 最初に読んだファンタジーがこの作品で本当に良かった。今でも私の思考回路の根幹を成しています。

  • 小学校の時に図書館で出会って、その日に恋に落ちた物語。好きで好きで、図書館に返却した後、母に買ってもらった。永遠のソウルブック。

  • 小学4年生の時に読んで、今でも覚えてるくらい好きな話。
    今度もう1度読み返してみようかな。

  • 「死ぬということがどういうことかわかる?・・・今まで愛してきたすべてのものを、誰かに取り上げられるということよ。」名言です。
    ナルとハヤミさんの冒険、トオヤの鋭さ、歌姫、吟遊詩人などなど、どれもこれもツボでした。

  • 小学生の頃、彼女の本が好きで、片っ端から読みました。その中でも一番好き。はたちになってもう一度読みました。歌姫とか魔法とか伝説とか。そういうのが好きだった。今読んでも、やっぱり好きです。おもしろい。

  • 村山早紀先生との出会いの1冊。村山先生の話はどれも好きですが、これがやっぱり一番好きかと。吟遊詩人・魔術・精霊などなど、ファンタジー要素たっぷり。

全21件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村山早紀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×