はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ (世界の絵本コレクション)

  • 小峰書店 (2001年9月30日発売)
3.40
  • (1)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (31ページ) / ISBN・EAN: 9784338126168

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お馴染みのグリム童話<狼と7匹の子ヤギ>を、イギリスの児童画作家トニ-・ロス(Tony Ross)が、ユーモアたっぷりに描いた大人も愉しめる絵本。ずる賢さに長けた割には「頓馬なオオカミ」と、兄弟の中でいちばん元気で利口な「末っ子のヒツジ」との駆け引きが可笑しい。 ・・・かあさん
    ヤギが買い物に出かけるとき 「いい?玄関のドアは絶対に開けちゃだめよ! 腹ペコ狼が入ってきて、ペロリと食べられちゃうかも知れないからね!」・・・腹ペコ狼は、かあさんヤギを装って(手を変え、シッポをヤギ風に変え、メエエエエエ~と泣いて)、まんまと玄関を開けさせてしまい・・・。七匹のなかでは、末っ子がいちばんのお利口ヤギでした。腹ペコ狼からうまく隠れて、帰ってきたかあさんに事の顛末を報告するのでした・・・。 翻訳は金原瑞人さん。

  • おおかみと7ひきのこやぎの話だけれど、おおかみがヤギらしくするために奮闘する様がおもしろい。

    原題が「MRS GOAT AND HER SEVEN LITTLE KIDS」というだけあってか、お母さんヤギの強さが際立ちます。

  • 2017.12.11 朝活読書サロンで紹介を受ける。

  • H23年10月 4-2

  • S太朗5歳6カ月で出会った本。同類のストーリーをいくつか読んでいたので、かなり余裕をもって聞いていたのがわかって、おかしかったです…英語ならHeckedy Pegもよく似た感じですが、絵といい文章といいとてもいいのでおススメ。2000字ほどあって、子どもによっては絵が怖いというかもしれませんが…

  • 現代版七匹の子やぎ。子やぎを食べるためにあれこれ必死にやる狼につい、そこまでするの?!と思いつつその発想がとても面白く、笑ってしまいます。狼のくだけっぷりも素敵(笑)そして最後、母は強しだなぁ・・と(笑)

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1938年、イギリスのロンドンに生まれる。リバプール美術学校で学び、漫画家、グラフィックデザイナー、アートディレクター、美術学校講師などを勤める。1976年から絵本の仕事をはじめ、オランダの銀の絵筆賞、ドイツ児童図書賞など多くの賞を受賞。日本で紹介されている本に、「いたずら魔女のノシーとマーム」シリーズ『びっくりめちゃくちゃビックなんてこわくない』(以上小峰書店)、『ぼくは だれだろう』(童話屋)、『ペットのきんぎょが おならをしたら……?』(徳間書店)などがある。

「2019年 『ハヤクさん一家と かしこいねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

トニー・ロスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×