おんちのイゴール (世界の絵本コレクション)

  • 小峰書店
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338126403

感想・レビュー・書評

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  • 色鮮やかでステキな絵に惹かれて手に取りました。
    歌う事が大好きだけど音痴のイゴール。
    旅先で出会ったドードーと意気投合。
    二人で世界に旅立つ。

    個性も価値観も一人でもいいけど孤独は寂しい。
    やっぱり誰かに認めてほしいって衝動があると思う。
    音痴の二人が世界に旅立って…やっぱり自分たちは音痴なんだと再認識させられたり、きっと道は険しいんじゃないかな。
    だけど世界中の音痴が仲間と楽しく歌えるようになったらいいな。

  • 図書館で8歳児Aか5歳児Wが選んで借りたもの。
    おんち、ではない。うまい下手ではない。個性的なんだ、と言い切るのが小気味よくうれしくなった。

  • 3- 2022/06/23

  • きたむら さとし

  • 2022.6.30 4-3

  • 練習したからって必ず上手になるものじゃない、という現実。個性的、ととらえて誰かを動かすこともある。
    とにかくイゴールがかわいい。

  • 2羽のデュエット、聴いてみたいな♪

  • 29年度 1-2
    8分

  •  春です。長くて静かな冬が終わり、歌の季節がやってきました。鳥のイゴールはワクワクしてきました。ついに、生まれて初めて歌をうたう時が来たのです!
     いよいよ、夜明けのコーラスが始まりました。イゴールもくちばしを開き、思い切り歌いました。ところが…音痴。そう、イゴールは音痴だったのです。周りの皆に大笑いされるばかり。イゴールはびっくりしました。家に帰って練習したり、歌の先生の所で練習したりしましたが、てんでダメ。悲しくなったイゴールは歌のないところを探して旅に出ることにしました。

  • イゴールは歌うことが大好き。
    でもとっても下手くそで、みんなと同じに綺麗に歌えないことから、周りには笑われてばかり。
    そんなイゴールが、歌を歌うものの誰もいない遠い地で出会った動物は、彼に一言。
    「君の歌は、すばらしい。とっても個性的なんだね!」

    周りと同じじゃなくたって、いいんだってこと。
    価値観が違う人もいれば、認めてくれる人もいるということ。

    ずんぐりむっくりのイゴールが可愛くて手に取ったのだけれど、
    良い絵本だったなぁ。

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著者プロフィール

訳者:きたむらさとし
1956年東京生まれ。19歳のときから広告や雑誌のイラストの仕事をはじめ、1979年にイギリスへ渡る。初めての絵本『ぼくはおこった』(ハーウィン・オラム[文]、評論社)で英国の新人画家に贈られる「マザーグース賞」、「絵本にっぽん賞特別賞」を受賞。その他の絵本に、『ぼくネコになる』(小峰書店)、『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)、『スマイルショップ』(岩波書店)、『ことばとふたり』(ジョン・エガード[文]、岩波書店)など。「ぞうのエルマー」シリーズ(デビッド・マッキー、BL出版)の翻訳も手がける。また、朝日新聞土曜日版『be』の「悩みのるつぼ」のイラストを担当している。中南米をはじめ各国のブックフェアでワークショップをおこなってきた。

「2022年 『大きな 大きな 大きな 足あと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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