アルミちゃん (どうわコレクション)

  • 小峰書店 (1997年1月1日発売)
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本 ・本 (77ページ) / ISBN・EAN: 9784338132053

感想・レビュー・書評

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  •  アルミちゃんがショートケーキを買いにケーキ屋さんに歩いていく途中、ナイショさん他色々な人に会って色々な会話をする話。
     テツガクのホンということで、思わせぶりな会話が続きますが、よく分かりません。
     ゼノンの矢についてのエピソードがあって、これはよく分かりました。こういう有名な論理学の問題にちなむエピが続くのかと思えば、これだけです。
     オチもあるようでないような、意味が分かりません。
     どうわコレクションというシリーズの一冊のようですが、解説もなくこんな生の素材のような物語をいきなり出されても意味が分かりません。
     もう50を越えた私が読んでも意味が分かりません。というか、年を取って発想力が固くなったので分からないのでしょうか。思考が柔らかい子どもならよく分かるのでしょうか。本書の対象年齢とされる子どもさんはどう読むのでしょうか。

    考えた人 → こじま ひろゆき
    いっしょに考えた人 → ヘタムラ・ゾウ
    書いた人 → きたむら そう
    読む人 → あなたとわたし

    だそうです。
     小島寛之さんと北村想さんがどういう意図でこういう物語を考え・書いたのか
    その説明が必要だと思います。

    OLDIES 三丁目のブログ
     テツガクのホン【アルミちゃん】 解説が必要では?
      https://diletanto.hateblo.jp/entry/2025/03/16/200441

  • これはてつがくのほんです。だったかな・・・

  • 納得しながら読めるテツガク。

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著者プロフィール

劇作家・演出家・小説家。1952 年生まれ。滋賀県出身。1979 年に発表した『寿歌』は、1980 年代以降の日本の小劇場演劇に大きな影響を与えた。1984年『十一人の少年』で第28 回岸田國士戯曲賞、1990 年『雪をわたって…第二稿・月のあかるさ』で第24 回紀伊國屋演劇賞個人賞、1997 年ラジオ・ドラマ『ケンジ・地球ステーションの旅』で第34 回ギャラクシー賞、2014 年『グッドバイ』で第17 回鶴屋南北戯曲賞を受賞。現在までの執筆戯曲は200曲をこえる。また、小説『怪人二十面相・伝』は、『K-20 怪人二十面相・伝』として映画化されるなど、戯曲だけでなく、小説、童話、エッセイ、シナリオ、ラジオドラマ、コラムなど、多才な創作を続けている。現在は、主にシス・カンパニーに書き下ろしを提供しているが、加藤智宏(office Perkypat)との共同プロデュース公演(新作の、作・演出)も始動している。2013年『恋愛的演劇論』(松本工房)を上梓。2020 年に第73 回中日文化賞を受賞。

「2025年 『万平BOKS4「十三人の探偵」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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