うそつきの天才 (ショート・ストーリーズ)

  • 小峰書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (71ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338133036

感想・レビュー・書評

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  • 1番好きな国語の題材。

  • 「シェークvsバナナスプリット」小学校の国語の教科書で1番好きな話だった。ふいに読もうと思って横浜とか品川あたりの本屋で探してみたけどないからAmazonで探してわざわざ1300円くらい出して買った。爪切りと一緒に。爪切りの方は1500円くらいした、ばかなん?

    ストレートにいい子とは言えないけど、この憎たらしさとずる賢さと頭の良さと素直さは子供特有だし作者が大人になってこういう文章をかけるのは尊いことだと思った。偉そうに言っちゃった。
    グアムに行った時、バナナスプリットが売っていてこの本を思い出しながら買った。初めてバナナスプリットを見た。日本にないよね?
    肘から手首くらいのサイズのカップで出てきて、大きくて食べれなかったから友達にドロドロに溶けたアイスを食べさせたら「吐きそう」って言われて申し訳ないことをしたなと思った。

    ヘルマンヘッセ簡単版みたいなイメージがある。

  • 小学生の頃、上手に嘘をつきたくて読みました。

  • うそをつくのが大好きなウルフ。でもある日いたずらが先生にバレて、自分の口で親に説明しなきゃならなくなった。だから、ウルフは二度と家に帰らないことに決めた! 「うそつきは作家のはじまり」かもしれない…?著者ウルフ・スタルク自身の少年時代を元にした、ユーモアにあふれる2つの物語。‬

    短編で、読書経験の少ない子にも手に取ってもらいやすいことと、主人公が同世代で、身近な学校から始まりありそうでなさそうなストーリーが展開すること。著者ウルフ・スタルクの自伝的小説という点も、実話にしか興味のない子でも手に取ってくれる一助になるかもしれないと思い選びました。

  • このところ、私たちは毎日馬鹿げた嘘で社会が壊されていくのを成す術ない気持ちで見ている。
    だから嘘に対しては、とても許容できない気持ちだ。でも…ウルフ・スタルクはとても良い作家。スウェーデンの人なんだって。

    https://www.youtube.com/results?search_query=ulf+stark

    https://www.youtube.com/results?search_query=ulf+stark%E3%80%80lugnernas+mastare

    https://www.youtube.com/results?search_query=ulf+stark+inget+trams

  • 自伝的短編ふたつ。
    痛快!

  • 「「もう、うそはつかない」と誓いながら、しょうこりもなく友達の前で作り話をひろうするウルフ少年。自称「うそつきの天才」は、やがて文学にめざめ、作文の時間に才能が開花する。少年時代をユーモアたっぷりに描く自伝的短編。」

    スウェーデンの児童文学。

    2つめの話が後からじわじわきた。大人むけかもしれない。もう一度読みたい。

  • うそつきの天才、大変なことになってしまうけど、やっぱり嘘をついてしまう。やがて想像力豊かな作家になったエピソード。

  • 最後にツッコミを入れずにはいられない。けど読み終えて閉じて表紙を見てツッコんだ自分が野暮だったと認めざるを得ない。

  • 嘘もここまで極めると、ひとつの才能?

    シェークvs.バナナ・スプリットが好きです。絵も可愛い!

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著者プロフィール

スウェーデン、ストックホルム生まれ。現代スウェーデン児童文学を代表する作家。リンドグレーン賞などさまざまな賞を受賞していて、日本でも多数の作品が翻訳されている。著書に『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版)、『シロクマたちのダンス』『夜行バスにのって』(偕成社)、『ちいさくなったパパ』(小峰書店)、『パパが宇宙を見せてくれた』(BL出版)などがある。

「2024年 『難民を理解する絵本(全2巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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