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Amazon.co.jp ・本 (60ページ) / ISBN・EAN: 9784338133043
感想・レビュー・書評
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【内容】短編がふたつ。表題作は友人が死んでしだいに死というものを実感してくる少年の話。もうひとつの「カワセミ」はいつも明るい父親の感傷を14歳の息子が救う話。
【感想】6人の少年が葬儀の後、公園の池の畔を歩くシーンが印象的。「カワセミ」で14歳になったとき代々引き継ぐ秘密とは?と思ったら・・・。エヴァンゲリオンに乗らなアカンというのではない。
日本人向きの小説かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供から見た死の周辺をさらりと描いた短編2つ。かなりあっさりテイスト。
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この話は初読より再読の方がよりいっそう良いです。全て繋がった後に読むとまた印象が違いました。初読の時は初め物語の方向性がわからなくてちょっと途惑いがありました。表題作も好きですが、この中に収録されている「カワセミ」がしみじみと感動しました。わずか15頁に描かれた内容とは思えない密度の濃さに驚きます。大事な人間の死を目前にして堪える父と、それを支えようとする14歳の少年の何気ない明るいやりとりが印象的。
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イギリス少年だいすき!
きたむらさとしの作品
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